見出し画像

生き生きとした老後を送るために、お金より大事なもの

健康は大事ですがその中でも最も大事なのは

僕は今年60歳になりました。
一昔前なら定年退職して余生をゆっくり過ごす歳で、まわりから見ても明らかに「老人」という感じがする年齢でした。
しかし平均寿命は伸びる一方で、60歳なんてまだまだ若い!と言われるようになり、随分変わってきました。
ただ60歳という節目を迎えて、老後について色々考えるようになりました。

僕は50代のうちに老後の経済基盤は作れたので、お金の心配はありませんが、だからと言って老後の心配は何も無いかというとそうではありません。
多くの人が老後不安の第一に上げるのが「健康」ですが、これは非常に重要だと思います。お金があっても寝たきりでは最悪ですよね。

僕はこの健康についても非常に恵まれていて、今だに入院経験無く、大きな病気もしたことはありません。 若い時からずっと毎日お酒を飲んでますが、胃も肝臓もまったく異常はありません。体型も20代からほとんど変わらず痩せ型で、極めて健康です。

そんな中で僕が最も気にしているのは、頭です。 あ、髪の毛のことではないですよ(笑) 頭の中身「脳」です。

長生きするのはいいけど、ボケてしまっては自分も面白くないしまわりに迷惑がかかります。 脳が衰えると人との会話から手足の動きまで、すべてのことに影響するので、何歳になってもシャンとした頭でいたいと思っています。

男性の方がボケる人が多い理由は

思い起こしてみると、50代になって明らかに記憶力や理解力が悪くなっていると感じるようになりました。 特にお酒を飲んでいる時は、思い出せないことが多くなりました。
それからは、関係書籍を読んだりネット情報を集め、脳を衰えさせないように対策を考え実践するようになりました。

僕がボケ防止のために実践していることで、最も効果あると感じているのは、話すことです。何でもいいので色んな人と話すのが、最も簡単で効果ある方法だと思います。
ボケるのは女性より男性が多いというのも、女性は話好きな人が多いのがその理由だと言われています。 また男性は、定年後は近所に友人も無く話し相手がいない、というのも大きいと思います。

話す機会を増やすためにも、まず夫婦仲良くして家の中で会話を多くするのが最初で、趣味などでアクティブに動くことで、仕事以外の付き合いを増やしておくのがいいと思います。

話すだけでも効果ありますが、できれば違う人と違う話題を話す方がいいですね。刺激が多くなるからです。 
変化が激しいほど刺激が多くなるので、究極は英語など、日本語以外の言葉で話すのが最も効果あると思います。 まあ英語だと話せないストレスで辛くなるかもしれませんが^^

変化について書きましたが、これは話すだけでなく普段の生活でも、いつもと同じ、ではなく、意識的に違うことをするようにしています。
ランチを違う店、違うメニューにしたり、通勤も違うルート、違う方法など、できるだけ違うことをすることで脳を刺激するようにしています。

ボケ防止に簡単な仕事を軽くする、というのは効果あるのか?

と、ここまで書いて気付いたのですが、僕の大好きな趣味である海外旅行は、いつもと違う場所で違う言葉を話す、最もボケ防止に役立つ趣味ですね。 
旅行は1日1万歩以上歩いたり体力もいるので、ある意味最高にボケ防止に役立つ気がしますね。 
80歳になってもヨーロッパに行けるようにしたいと思います!

もう一つボケ防止に絶対効果あると思うのが、仕事です。
ただ、よく言われる、「定年後もボケ防止のためにも、簡単な仕事を少しする」というのは効果無いと思います。
ある程度困難やトラブルがあって、責任がかかる仕事じゃないと意味がないと思います。言われた単純作業をただ淡々とやってるなら意味ないと思います。
もちろん仕事でトラブルや困ったことが発生するのは嫌だし、できればそんな仕事やりたくないですが、トラブル発生した時に解決策を考えるのは頭使うし、それがボケ防止に役立つと思います。

僕は自分の会社を経営しているので、一線を退いて社長引退しても、会社を存続させて経営には関わっていきたいと思っています。

今日ここに書いたボケ防止対策は、あくまで僕個人の私見によるもので、正しいかどうかはわかりません。 これを読んでくれた方の意見も頂けるととても嬉しいです。
いつまでも元気でシャキっとした老人になって、生き生きした老後を楽しみましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?