中央競馬予想　2021年5月23日（日）東京【GⅠオークス】

2021年5月23日（日）の予想です。馬場想定は以下の通りです。

〇東京　　　芝：良　　　　ダート：稍重～良

買い目は単複を基本としますが、条件次第で馬連・ワイドにします。末尾の（　）内は他の有力馬です。
予想の信頼度を★の数で表しています。

本日は、東京でGⅠオークスが行われます。
今週は、昨年に続いて無敗の2冠をソダシが達成するかが見どころです。
買い目は単複を基本としますが、オッズ・条件次第で馬連・ワイド・三連複にします。
条件戦は予想の信頼度を★の数で表しています。

〇　オークス

　ソダシが桜花賞を無敗で制し、2着馬サトノレイナスがダービーに向かったこともあり、ソダシ1強のムードが強くなりました。
　果たして、2年連続2冠馬が誕生するか、まずは過去傾向から分析します。
　オークスはここ5年は1番人気馬が勝利しており、人気馬が強いイメージが定着しつつありますが、10年以内には、7番人気、9番人気の馬も勝っており、盲信は禁物です。
　また、特筆すべきは、過去10年中７回が上り１位の馬が勝っており、逃げ・先行勢にはやや苦しい舞台設定となっています。
　臨戦過程は桜花賞又は忘れな草賞のどちらかであり、忘れな草賞は勝馬であることが重要です。
　また時計は2400という舞台設定もあってか、それほど高速決着とはならず、序盤～中盤でじっくり脚を溜め、直線でどれだけ弾けるかという展開が見込まれます。

　それでは各馬分析ですが、まずソダシ、ここまで5戦5勝、GⅠ2勝と実績は申し分ありません。脚質はやや不利とされる先行で、血統的にもややスピードが勝ったタイプで距離適性が微妙であり、馬券には組み入れても頭で行けるかどうかはやや心配な面もあります。
　現状2番人気のアカイトリノムスメ、父ディープインパクト、母アパパネからも期待される1頭ですが、母アパパネは本質的にはマイラーであったことからも、ソダシと同様に距離の壁がどうかという点がポイントになるのと、桜花賞の走りを見ると完成度がやや低いというのが気がかりです。
　3番人気はユーバーレーベン、終いは確実に伸びてくるものの、脚質的にやや不安定でそれが成績にも表れており、追い出しのタイミングが微妙です。ただ、デムーロ騎手も騎乗数は最近少ないながらも好騎乗を見せており、大舞台に強い同騎手の手腕に注目です。
　ファインルージュは、桜花賞でサトノレイナスに続き直線鋭く追って3着に入りました。福永騎手の好騎乗もあり、内枠で脚を溜めて鋭くソダシを追いましたが、距離がやや足りない印象でした。逆転一位はこの馬が有力です。

　2，3着候補として、まずフローラSからクールキャットとスライリー、この2頭は先行しぶとく脚を伸ばして1，2着と好走しました。同じ東京の舞台で好調がキープできていればここでも見劣りしません。大駆けしそうなのはウインアグライアとハギノピリナ、距離適性が有利に働きそうです。

　買い目ですが、大きく荒れそうな予感もあり、今回は三連複も混ぜます。

（買い目）
　馬連ワイド　１３－１１，７，９（6点）
　三連複フォーメーション
           　１３－７，９，１１－５，６，７，８，１１，１５，１７（18点）