昔のスーパーロボット大戦の思い出(2)「F」「F完結編」

「スーパーロボット大戦F」「F完結編」
 この2作は続き物なので、一緒に語りたいと思います。「エヴァンゲリオン」「イデオン」「トップをねらえ!」等の初参戦が話題になった同作ですが、同時に同作からキャラが、フルボイスに。これでプレイ時の盛り上がりも一気に増したと思います。
 さて、同作は難易度の高さで知られてますが、個人的には確かに難しいけど「死ぬほど難しい」というほどではない印象。序盤は自軍がビーム兵器主体のモビルスーツ中心で、敵がほとんどビーム攻撃無効のヘビーメタルなのは確かにちょっとシンドイ。しかも、雑魚キャラのくせにいきなりマップ兵器を撃ってくる機体もある(苦笑)。しかし、中盤になってリ・ガズイとビルバインが入手できればかなり楽(ビルバインがダンバインが加入して割とすぐに入手できるのは驚きましたが)。両機に集中をかけたアムロとショウを乗せて交互に敵陣に突っ込ませれば、雑魚はほぼかたずけてくれる。後はスーパー系でボスキャラに止めを刺すだけ。
 「完結編」になると敵も強くなりますが、同時にこちらの戦力もアップし、マップ兵器が使える機体も増えるので楽になる。ただ、ZZガンダムのハイメガキャノンの射程が「第4次S」に比べて大幅に狭くなって使い勝手が悪くなったのは残念ですが。一方、終盤にスパロボ初登場(多分)のフルアーマー百式改はめちゃめちゃ使い勝手がいい。威力がファンネル・ヴェスパーなみのメガ粒子砲を15発も撃て、おまけにマップ兵器までついている。私はメガ粒子砲をフル改造してアムロを乗せ、上記のリ・ガズイ同様に集中をかけて突っ込ませて雑魚を一掃するのがパターンでした。
 また、この作品は「説得」の手順がややこしいというか、難しいものが多い。本来は自軍で使えるべきキャラのはずの「Wガンダム」勢も、説得しないと仲間に慣れない。結局1人目のカトル、2人目のデュオまでは説得できても、後の3人は説得できなかった。ハマーン、ガトーなども説得条件が難しくて仲間にできず。トッドは好きなキャラなので頑張って説得しましたが、「F」「完結編」2作で説得しないといけないうえ、ショウだけでなくマーベルでも説得しないといけないなんて、攻略本読まないと絶対無理(苦笑)。
 新規参戦組では、エヴァンゲリオンは扱いが難しいうえ、落とされた時の修理費が高いので途中から控えメンバーでした。ただ、エヴァ組を育てておかないと、後半の地上ルートで詰まるのですが(苦笑)。個人的には、シンジのエヴァがシロッコのジ・Oのビームライフルで1発で落とされ、暴走状態になったらまたビームライフル1発で落とされた時には笑ってしまいました。 
 イデオンは、イデオンガンによる「一発クリアー」もお馴染みでしたが、イデオンガン(とイデオンソード)は使用条件が難しくて、結局イデオンもほとんど先発メンバーから外してましたね。逆にガンバスターはホーミングレーザーの使い勝手が良くて重宝しました。
 最後にこの作品の1番の欠点を上げると、CPU同士の戦いが多い(長い)こと。自分のキャラを1分ぐらい動かしたら、その後10分くらいCPU同士の戦いを見るというセットを繰り返すことが何回もあった。当時は戦闘シーンカットの機能も無かったし、これが1番苦痛でしたね。

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