スーパー戦隊のキャラクターカラーについて(1)

 以下はあくまで個人の感想です。勘違い、誤表記等もご容赦を。今回は主要5色について。

赤(レッド)
 2024年現在すべてのスーパー戦隊に登場し、「ゼンカイジャー」以外は主人公の色。基本男性キャラが務め、現時点では例外は「シンケンジャー」のいわゆる「姫レッド」のみ。
 初期はアカレンジャーやデンジレッド、レッドワンらに代表されるように「頼れる大人のリーダー」というキャラが多かったけど、ニンジャレッド、シシレンジャーあたりからいわゆる「熱血バカ」タイプのレッドが増えた印象。同時にニンジャホワイトやメガブラックのようにレッド以外が明確に「リーダー」として設定されることが増えてきた。

青(ブルー)
 初代のアオレンジャーに代表されるように、「クールな二枚目キャラ」が多い印象。メガブルー、デカブルー、ゴーカイブルー、タイムブルー、ルパンブルー等など。
 その一方でかなり初期のデンジブルーからギャグ色の強いキャラも多い。近年はキョウリュウブルー、トッキュウ2号、サルブラザーなどそちらのほうが主流。
 色からして水属性のキャラになることも多い。特に女性ブルーに関しては、メンバー全員が空属性の「ジェットマン」のブルスワロー以外すべて水属性。

黄(イエロー)
 イエローといえば「デブでカレー好き」というのが世間一般の認識だけど、そんなイエローは初代のキレンジャーのみ(笑)。単に「デブ」キャラもゴーグルイエロー、イエローオウル、「カレー好き」キャラもパルパンサーぐらい。いかに「ゴレンジャー」のインパクトが強かったか。
 昔ある雑誌に書かれてましたが、イエローキャラはキレンジャーの「パワーキャラ」面と「ギャグキャラ」の面を両方、あるいはどちらか受け継いでいるケースが多い。タイムイエローやジュウオウライオンは両方受け継いでいる好例。
 逆に女性イエローの場合は、どちらか一方だけ受け継いでるケースがほとんど。「パワーキャラ」ならイエローフォー、ゲキイエロー、ゴセイイエローなど、「ギャグキャラ」ならボウケンイエロー、オニシスターなど。

桃(ピンク)
 「ドンブラザーズ」までは長く女性キャラのみが使用したキャラでした。初代のモモレンジャーや2代目のハートクイーンは「強さ」と「可愛さ」を兼ね備えた印象でしたが、「バイオマン」以降女性2人体制が多くなると、「可愛さ」が強調されるキャラが多くなった印象。ピンクファイブ、デカピンク、ゴーカイピンク等々。
 また、一方で意外とクールで頭脳派キャラも多い。タイムピンク、ボウケンピンク、モモニンジャーなどなど。それに対して、近年になってリュウソウピンクやブンピンクのように「パワータイプ」キャラもようやく登場してきた印象です。

緑(グリーン)
 初代のミドレンジャーの印象もありますが、比較的年少者・若輩者が務める印象。シンケングリーン、キョウリュウグリーン、リュウソウグリーンなど。だからグリーンツーやギンガグリーンなどのグリーンのサブリーダーは個人的にちょっと違和感。
 また、他のキャラと差別化のために「頭脳派」キャラに設定されることが多い印象。デカグリーン、タイムグリーン、ゴーカイグリーンなど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?