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『Code”F”』 vol.1 Vocal:OBA

『Code “F”』
ギターのビギナーにとって最初の難関と言えるテクニックが“Fコード”。

このコードを上手く押さえられずにギターを辞めてしまう人が多いが、ミュージシャンやプレイヤー人生においても、難関を超えられずに無限大の可能性を前に挫折してしまう人が多くいる。

そんな中、困難を乗り越え、大海原に漕ぎ出した可能性に満ちたHALF LEAFにスポットを当てる『Code “F”』。

彼らはどうやって最初の難関を乗り越え、そして今どのような景色を見ているのだろうか。

第1回目はボーカル、OBAが登場。


ボーカルを始めたきっかけは?
小学校3年生の時の学習発表会。

歌と合奏という内容で楽器が全く出来なかった僕に浅野先生が「オバタは歌だ」と別室に連れて行かれ歌唱指導を受け発表会で「線路は続くよどこまでも」を独唱したことで俺は歌が上手いと今まで勘違いし続けてる。

練習はどのように?
通勤時の車がスタジオ。

Fコード的な難関にはぶつかりましたか?
バンドのオリジナル音源を初めてレコーディングした時。

カラオケは手本があるけどオリジナル曲は手本がなくて正解が分からない。

けど明らかに不正解だと分かるミステリー。

他のメンバーについて
楽器ができる時点でリスペクトです。

僕は一発目に上手くできない事に対しては努力しないから。

同じ時代に同じものを見て聴いてきたからこそ分かる「感覚」は何ものにもかえられない。

メンバーの音は俺の音、俺の音は俺の音。

今後について
僕の為に音を奏で続けてくれるのであれば僕は歌い続けるし喋り続けるよ。

バンドが現在の体制(vo.OBA、gu.Yu、ba.Wa、Dr.Shu)になってからまだライブを行えていないHALFLEAF。フロントマンとしてのポテンシャルを遺憾無く発揮するであろう彼のボーカリストとしてのルーツは、やはり幼少期の体験が大きかったようだ。バンドマンとして楽器ができないという最大の欠点を、歌い、そしてしゃべるということで彼の最大の武器にしてしまうところもなんとも彼らしい。できないことはやらない、ただしできることは最大限にやる。それがOBA。彼の素晴らしいところはまだまだ語り尽くせないがそれはまた次回。

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