売れてる営業パーソンは忙しい〜誰に教えてもらうべき?
売れてる人に聞いて学ぶ、見て学ぶ、と決めたが、先輩たちは担当クライアントのフォローや新規営業で忙しそう。
売れてる人ほど外に出ていていつもいない。でも、失礼ながら、いつも席にいる優しそうなあの人より、社内でほとんど見かけないあの人の方が売れていた。
本当にたまに中にいるのを見つけると、タバコを吸いに立ち上がった瞬間とか、お昼から帰ってきた瞬間とか、狙い撃ちで食らいついて質問にいった。
あんただれ?何?それ急ぎ?
から始まるコミュニケーションだった。
売れている人はスケジュールが詰まっている。
売れている人はいつも外にいる。
だからつかまらないし、長時間拘束できない。
忙しいクライアントにアポをもらうのと同じスタンスで。
時間をもらい、端的に、教えてほしいことを伝える
その人に聞いて教わったら、最初は絶対その通りやる。
アレンジしない。
ダメだったら、本当に言われた通りやったか振り返る。
アレンジしてみる。
うまくいってもいかなくても、絶対その人に報告してお礼を伝える。
報告するにも、何が良かったか、なぜダメだったと思うかを自分なりに具体的にしないと伝えられない。だから、時間を区切って、理由を考えて話す練習にもなった。
毎日毎日30件以上に飛び込み営業は続ける。
毎日街歩きをして人と話して、見たり聞いたりして感じた自分の考えを伝える。
量をやったら質が伴うようになった
アポイントがとれるようになると、先輩に質問したいことが増えた。これは不思議な感覚だけど、やればやるほど、出来ることが増えれば増えるほど、わからないことが増える。
1件も売れていない自分より、できているその人は圧倒的にノウハウがある。だから、わからないことを明確にしてその人にヒントをもらう。その通りにやる。
やってみたら、営業経験がないことも、担当エリアの違いも、ただの言い訳で、結果には関係ないことがわかった。
できることが増えて、クライアントの表情も、クライアントからの質問も、そして自分の結果も変わった。
一緒に入社した同期より、少しずつ成果を出せるようになっていた
この間○○の本社行ったら、**さんが「どうしてもうちにも導入したい!営業の子が提案してくれた××をやりたい」って言ってきたよ。びっくりしたわ!
あんた、よくやってるじゃん!
入社から半年ほど経って、初めて、あの忙しい先輩が褒めてくれた。その人の真似をしただけで!
そしてなんと、わたしにも後輩ができた。
きっとわたしと同じような壁に出会うこともあるだろうけど、グチに付き合うだけじゃなく、前を向けるヒントも持てていることに、自分でも嬉しくなった。
皆さんからのサポートは、子どもたちと新しい体験をしたり、新たな学びのために使わせていただきます。