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最弱モンスターができるまで

私の周りの人について書きます。意義とかは別になく少しだけ自分のために。
どうしてこんなことになってんだろう、とほとんど物心ついたときから(ほんの数年間)ずっと思っている。それは、どうやってこんなに暗い人間になったんだ、みたいなこと。大体は。
呼吸をするのが苦しい理由がわからない。人や自分の承認欲求になぜここまで打ちのめされているのかがわからない。あのときスカートを履くのがしんどくてへしゃげていた理由がわからない。なんで彼女のことがそんなに好きだったのかわからない。
多分私は、考えすぎない、とかいうことがもう無理な人間なんだろう。苦しい、ただ。苦しいことなんかなんもないのに。

エントリーナンバー1、頻繁に自作の歌を歌う系の母親。寝室のエアコンをつけてこようの歌、大きいチョコドーナツを買ってきたよの歌、今からお酒を飲みますの歌。
マジでわからん、私はどうやったらこんな人になれたのか。
腱鞘炎とか目眩とか汗とか更年期がどうとか言いながら毎日働いて、休みの日に子ども食堂の手伝いに行って、ドラマとかベイマックスとかドキュメンタリーとかで泣く。
旅行に行ったらそこの人におすすめのご飯屋を聞くし、職場の年上の女性の家にキンパの作り方を教わりに行くし、高校の友達やら前の職場の同僚やらいちいち違う理由の知り合いと多種多様な店に飲みに行く。
年末年始にはひたすらいろんな人に会いまくる。
子どもがいる人も結婚していない人もいるグループで何年も、もしかしたら何十年も、毎年年末に集まってたこパとかしてたりして、それ私には正味すごさとかちゃんとは分からんけど恐らくすごいんやろなって思う。すげえ人、ほんまに。あまりに得難いこと。

毎日弁当作ってくれるし私がしないでいるとシャツにアイロンをかけてくれるし、行きがけに毎朝気をつけてねみたいなことを言って出ていく。書ききれないな普通に。
あと15年間父方の祖父母と同居。ものすごい礼儀と愛嬌。知らない人とまっとうな家族になれる人。
図書館と家の往復に愛想を尽かさなかったし、私がどれだけ訳の分からない時間を過ごしていても勉強しなさい的なことを言わないし、トンデモ根暗が急に化粧をし始めても茶化さなかった。
愛護センターに行って、百戦錬磨の職員の人から、この子は大きくなりますよ、と念を押された白い犬を家に連れて帰ることを許してくれたりもした。
なんでこんな他人みたいに書いてんのか分からんけどもち普通に親なんで自慰現場に遭遇させ(かけ)たりも無論、全然可愛げから逸脱した醜態も晒し晒ししながらずっと同じ家に住んでいる。

今まで彼女に苦しいを言おうと思ったことも言わなければと思ったこともそういえばない。
果たしてこの先言うときが来るんだろうか、ひどい時期あったしさすがにいくらかは気づかれているだろうけど、どこまで知っていたのか私が知る日が来るのかも分からない。

あのとき死にたかったんだよね。あのとき学校行くのやめたかったんだよね。あのとき男になりたかったんだよね。って、いや、言わないだろうなてか言えないだろうな私は結局。本当にそうだったのかもなんか曖昧にできてしまったし。

父親もかなりまともな人。よくないところがいくつかはあるし煙草臭いけど母親とセットの教材とみれば非の付け所はない本当に。
彼の嫌なとこものすごく身に覚えもあってこれがどれくらいよくあることなのか知りたいような知りたくないような気持ち。果たして何のせいなんだろうか。
われわれが微かだったときには家の中の棚とかの尖った角のすべてにそれ用のクッションを貼り付けていた。来るのも戻るのも両方帰るって言うから話が噛み合わない単身赴任の人。

友人A。冗談抜きにして長い付き合い。それでも彼女の不機嫌な顔を生まれてこの方見たことがない。
我が身を省みれば恥じ入るしかないほど優しくて自分に厳しいのに自己完結していて、身長のわりに信じられないほどさばさばした性格で飾らない、それでいて年下の女に甘えるタイプ。あまりにも魅力的な。
ありきたりに一方的に、彼女の唯一になれたらどんなによかったかと思っていた、これ書いて最後にできそう。
最近会ってない。風呂に入れるのに2人がかりでもあんなに苦労していた犬もたしかに年をとって、もう私一人で十分に洗って乾かせるようになってしまった。
大学の夏休みはそろそろ終わりなんかな? 思い返せばどこに行くのも誘ってくれることばかりで、あゝ根暗。

高校でできた友達はマジで素敵な人ばっか。みんな文句を言いながら何かをがんばっている。ピアノとかクラリネットとか絵とか歌とか数学とか。尊敬できるっていうのは楽。しんどいけど楽。
中学の友達は本当話しかけてくれてありがとって感じ。バリ意味不明だったし賢ぶってたし今よりもっとキツかったし考えればすぐ分かることも分かってなかったし正気さも愛想なんかもなかったほんと。ウワー
結局3年間クラス一緒だった委員長の女の子、2年ときそれなりには仲良くしてたけど3年から急に話さなくなった、私何したっけとはまだ思ってる。ハンドボールの時間に嵐のstillが好きって言ってた。元気かな。
テニス部だった気がするけど、どこの高校に行ったのか知らない。私おもくそコミュ障だったけどなぜか推薦で3年の後期だけ委員長やったな。謎い気まずさ。
いつ頃の話か分からないけど私はめちゃくちゃ悪口言われてたらしい。もはや会いたいな久々に。

3年のときに少し喋ってくれてた子とはインスタで繋がってて、今度10月中に中間終わったらご飯を食べに行こうかいうことになっている。会うのは多分もう去年の冬振りとか。
誕生日次ののほうが近いくらいになってるけど、GALLZのなんかすごい名前のラメライナーみたいなんをだいぶ前に買ったので差し上げるつもり。
あとは私にはうまく書けないこと。

そう中学校はコロナ禍ど真ん中で行事もペアワークも全部なくなって、休校とかもあったし、ほとんどクラスメイトの顔を見ないままで入学して卒業したし、それだけのせいかは知り得ないけどあんまり記憶ない。思い出せなくていいような気もする。あの精神状態でよく乗り越えたよ、と言っていいような気もする。
相変わらず何にも真面目にやってなかったけど、私に低い成績をつけてしまったらあとが詰むような学校だったから紙上ではうまいことやって、どうにか漕ぎつけたわけで。

一昨日は知らない子どもが部屋にいる夢を見た。明日明後日で実力テスト。明日は日本史と世界史と国語。んで生物/化学と英語と数学たぶん。もーーなるようにしかならんよねーー。
マジでここ2週間くらいバカみたいな欲を持て余していて自嘲。何とは書かないけど。普通にそんなことをやってる場合ではないのに。羞恥心と罪悪感と呼び出されては追い返されていく賢者の影。今やっと思い至ったのはもしかして : 現実逃避。
殺してくださいに代わる言葉を考えよう、今秋の目標。

親切でユーモアと語彙力のあるなんか苦しんでいそうな虚像Bさん。ラインのアカウント名おかしいけどとてもかわいい部活の後輩。誰か要る人いないかなとか言ってiPadの背面にヤマザキ春のパン祭りのシールを貯めていた先輩。昨日夜散歩のときにお話ししたお散歩デビューしたラブラドールの子犬をつれた女の人。マジうるせえ田舎のバイカー。卒業式に特攻服で来た7人兄弟の長男ヤンキー。
無論定時に帰る顧問。文化祭で女装などしてくださる担任。進学校上がりの激ヤバ公共。今日はカレーが食べたい気分だったからカレーを作って食べたらしい祖母。祖母がいなければとうに生活の成り立たない祖父。綺麗な犬。一ヶ月会わないだけで驚くほど背が伸びている塾のちっちゃい子たち。調子乗って声かけてしまった理数科の女の子。勉強頑張らなければいけない相方。朝たまにすれ違う中学の同級生。貸した円卓を最後まで読んだのかまだ分からない陸上部の心優しい子(スタプラの教科のイラストが可愛い感じに統一されていてすごい、チップとデールが好き、妹とめちゃ仲良い、今日チャリ置き場で会ったら足怪我してしまったって言っていた)。歌上手くてコムドットが好きな子。ランジャタイと住野よるとHelsinki Lambda Clubと踊ってばかりの国が好きな果てしなく惹かれたままの虚像C。廊下でTikTokを撮るダンス部。一生懸命お守りを縫っている野球部のマネージャー。

今日は先週とうってかわってすごく涼しかった。長袖の人が増えていたけど、片道1時間チャリ勢はたぶんまだもう少し半袖で粘る。

26日。実力テスト終わったーー。疲れ果てて帰ってソファで寝落ちてしまって、起こされて風呂入って2時42分現在目がパキパキ。無駄な思考の濁流がぐるぐる。ああもうほんと大丈夫情けない。
明るい人が好きだ。明るい振りでもしてくれる人が好き。でも私は身勝手だからそのうちしんどくなったりするんかな。そんなならもう何にも成し遂げずに暗い人と傷を舐め合ってたいな。そういうのに依存すると終わり人間の自覚はあるから出会えないことを祈っておくけど。
わー苦しい。苦ッザニア。面倒だと思ってしまったらそれが最後なんだよな。何にも割り切れないでグダグダ。

明るい人で周りを固めて生き延びる毎日。自分の情緒不安定さを俯瞰しすぎてしまっていて打つ手もない。
今日は放課後図書館で、今日締切の進路希望調査を書かずにハンチバックを読んでいた。明日金曜やけ多分出さんといけんけどまだ書いてない。(追記:どうにか適当に埋めて提出してきた)寝たい。もっと何にも考えたくない。

back numberとgo!go!vanillasが好きで離婚伝説が今ブームの足長い吹部の子。2年入って仲良くなった心優しい遅刻癖女(金曜は塾があるから憂鬱らしい、お母さんと馬が合わないらしい、AKBが好きらしい)。目が合うたびににこってしてくれる美術部の子。誰もいないインターネットの大海。近づいてしまえば気苦労を強いますよ私は。ほとんど確実に。
本当に苦しんで願ったことのもう一つくらいは叶ってくれてもいいのにと身勝手に思う毎夜。
今日も図書館で、星空スイッチみたいなタイトルを本を半分くらいまで読んだ。父親に似た名前の男が嫁の産休中に若い女の子と不倫。

顔面に血色がないすぎて赤系の色は浮いてることに薄々気づいて一昨日帰りにスーパーの隣の薬局に寄ったら、友人Aに会った。これからバイトと言っていた。相変わらず化粧っ気も飾り気もないけどちょっと前に髪をほんの少しだけ明るくしていた。多分これからもっときれいになるんだろう。

やっと実テ終わったけど、また10月の7日くらいから中間あるから勉強しなければいけない……公共のワークだけ謎に来週の月曜日提出だからやらなければいけない……。公共はマジ出さんかったらブチ殺の可能性が高。
報いなければならない人は他にもっとたくさんいるのに。(追記:日曜今気づいたワーク学校のロッカーに忘れたはああああああん滅無理キショいもう明日休もうかな💫)
風呂洗って入ってこよう。このままだとまた寝落ちしそう。つくづくまだ健康な身体に甘えきっている。
急に涼しくなってしまった。


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