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子どもの喜ぶ顔と母の愛情 #27

自分が親になって初めて気付いた。
こんなにも子どもの喜ぶ顔は嬉しいものなのか。

何かあればすぐ泣いて、不満があれば口に出して、
とても素直に表現するからこそ
嬉しそうに笑う姿がたまらない。

思えば私の母は、
いつも何食べたい?と聞いてくれて
私の好きなものは分けてくれる人で。
ずっとそうだったから、
正直な話母の好きなものが思い付かないのです。
プレゼントを選ぼうにも、
父にはお酒やツマミ、釣り道具など思い付くのに
母には何がいいんだろうと悩んでしまう。

そのことに気付いたとき
母の愛情の深さに気付いて、
自分にはそこまで自分を抑えて
愛情を注ぐことができるだろうかと
不安になった。

でも、もしかしたら。
母は無理に我慢してたわけじゃなかったのかもしれない。

子どもの笑顔が見たくて
アレやコレやとしていると
それは我慢じゃなくて
私がそうしたいという意思だった。

母ほどにすべてを差し出すことはまだ出来ていないけど、
その愛情は脈々と受け継がれている。

(ちなみに母は結構ぶっ飛んでるところあるし、父はめちゃくちゃ優しいし、完璧じゃないけど、両親から受け継いだ愛情は人生最大のプレゼントだと思ってる)

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