自信家で自分勝手な男 2

前回のつづき

自信家で自分勝手な男からもらう特別感と引き換えに、彼らに安心感を与えていたわたしである。が、そういう人間と長時間過ごすと、甘えてきて、ワガママで、自己中心的な側面しか見なくなってくる。

え、待って、それ全然特別じゃないし、てか普通に優しくして欲しいし？！！？！なんでわたしばっかりサンドバッグのようにお前の悪態に付き合うのだ？？？そしていつのまにかわたしへの悪態ばかり言うではないか？？？！

そういうのはダメなのである。所詮わたしも同じ血が流れた、自信家で自分勝手な女なのだ。生活する上で、こういう男はとんでもなく相性が悪い。そして向こうもそう思ったはずだ、同じ血が流れてる女は恋愛対象ではないぞ、と…。プライドが高いため、甘えたり弱音を吐ける女よりも、自分の良いところを見せたいと思う女に惚れるのである（当社比）

そんなわけで、自信家で自分勝手な男と真逆な男と結婚した。自信はないが大変に優しい自慢の夫である。夫は「俺が優しいのは、他人に興味がないからだとおもうよ」と謙遜するのだが、わたしは知っている。

自信家で自分勝手な男は「自分にしか」興味ないからな！！！！！