見出し画像

7月3日の日記

 日記を書くって難しい。その日にあった出来事を箇条書きにしたり、その場面を詳細に書く、というのは出来るのだが、どうしても「起承転結」みたいなのを意識してしまう。その点交換エッセイはいい。テーマを決めて、1200~2000字くらいで起承転結を考えればいいから、楽ちんだ。

 模様替えをして、眠る部屋を変えた。朝は日差しがまあまあ入ってきて、自動で5時に目覚めるようになった。大体22時には寝ているので、睡眠時間としては十分だ。5時~7時は交換エッセイ執筆タイムとなった。といっても、更新は各担当週1のみなので、今日みたいに早起きをした日は、大体ツイッターを見るか、ゲームをしている。でもそういう時間が日常には少ないので、なるべく好き放題するようにしている。

 これは日記に近いから、ダラダラ書いてもいいんだったな。

書くこと

 自分の気持ちをアウトプットする、ということを10代前半からインターネットでやりまくっている。自作のホームページ、ツイッター、ブログ、noteなどなど......。形として残す、というのは、ある意味「それ以外は忘れる」という作業に近い。昔つけていた日記なんて、書いてあること以外ほとんど思い出せない。恋愛のことだって、書いたらその瞬間それが事実だと捉えてしまい、もっと詳細なこと、言い回し、相手の表情、温度、食べたもの、様々あったはずなのに、書いたものが全てになってしまう。

 辛いことがあったとき、辛いことだけを書き込む日記がある。辛くてどうしようもない、消化が出来ない、というときだけ開く日記だ。自分がどんな気持ちだったのか、その要因はなんだったのか、なるべく落ち着いた口調で書いている。「あ~!クソクソクソ!」とか書くと、その感情が蘇ってきてよくない。事実と、自分の感情を、なるべく客観的に書いている。翌月読み返すと何も覚えていないこともある。

 でも、それでいい。忘れたいことなんて山ほどある。覚えていたいことくらい、覚えていたいように覚えていればいい。書いていないことは、さらさらと忘れたっていい。

シフォンケーキ

 今週はシフォンケーキ焼き屋さんとして活動していた。おかげでフォロワーが10人くらい減った。もう食べるの飽きた。息子なんて見向きもしてくれない。でも、ツイッターに書くと皆助けてくれて優しかった。いつもならこの辺で飽きるところだが、みんなの沢山の知見が集まったから、絶対に綺麗に焼けるまでやろう。お菓子作りに100%の精度なんてないけど、確実に綺麗に焼ける自信は得たい。「特技?えぇ~っ、シフォンケーキ焼くことくらいかな☆」って答えたい。

義母のこと

 生活の中で、たまに義母のことを思い出す。初めて会ったとき、夫と息子二人に囲まれて「お姫様みたい」だな、と思った。いつもニコニコしていて、テンションが高くて。でもある意味であれは義母の職業病であり、そうせざるを得なかった様々な環境があるのだろう、と今ならわかる。お姫様みたい、なんて思って悪かったな。

 母親はいつまでたっても子供が心配だ。子供はそんなことをよそに、どんどん親から離れ、無関心になっていく。義母を見て、わたしはいつも自分を照らし合わせてしまう。いつか息子も、自分に無関心になっていくのだろうか。あんなに苦労して産んで、育てて、ママ、ママと四六時中言っていたのに。そのうち訳のわからない態度の悪い嫁を連れてきて(オレオレ)でも義母はいつも優しい。大抵のことを、いつも、我慢しているように見える。夫は、我慢の家系だ。発散とぶつかり合いの家で育ったわたしが見ると、違和感があるが、それは夫も同じことだろう。我慢することも、我慢しないことも、良くはない、と思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?