【天王山裸玉への道】19.9.26. ('、3[___]
詰将棋の世界において、5筋裸玉は希少性ゆえの価値と魅力があります。その第一報は2004年4月のことで、5一地点における、いわゆる玉座裸玉でした。それから13年後の2017年9月には、5九の逆玉座裸玉が第二報として報告されました。コンピュータによるソフト解析を行える時代になったとはいえ、この13年という報告の時間の隔たりを考えると、5筋裸玉は存在すること自体が奇跡に思えてきます。とりわけ、5一と5九の地点はノーマルの将棋における初期配置で玉を置く特別な場所でもあるため、この2作