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コーヒーの味、テロワール

あなたは今日はコーヒーを飲まれましたか?

コーヒーが好きな方は好みの味を追求して数種類のコーヒー豆の中から、今日は何を飲もうかな?と選んで楽しまれているのでしょうか? マニアの方は喫茶店のように10数種類のコーヒー豆を焙煎からグラインドまで自分好みの淹れ方で美味しいストレートコーヒーやブレンドを飲まれているのでしょうか? そんなコーヒーはとても魅力的なものなんです。

 一般的にコーヒーの味は香りから始まり苦み、酸味、コク、甘みと舌で感じたり、口の中に含んだ時に残る余韻であったりしますよね。ボディ感があるとか言ったりして、まるでワインのようですよね?

ところでこの記事を読まれてるあなたのコーヒーの好みはどんな味でしょうか? コーヒー豆の産地は、すでに御存知の通りコーヒーベルト地帯で栽培されてます。 コーヒー豆の栽培は標高400m前後から高い位置1600m位までの程良い日照量(強すぎても弱すぎてもダメ)、日本より多い雨量、水はけの良い土壌(火山灰質)で気温が20℃前後が良いとのことです。中南米、アジア、インドネシア、太平洋の島々、アフリカの東岸、その他といろいろな場所で栽培してるコーヒー豆です。

僕はこの数か月間、いろいろな国のコーヒー豆を味わってきました。メキシコ、ブラジル、ペルー、グアテマラ、インドネシア、ベトナム、エチオピア、コロンビアなど、すべてのコーヒー豆に共通して言えることがあります。コーヒーの味は焙煎、グラインド、淹れ方、湯の温度、抽出に使う器具などで味が千差万別に変化するのです。たとえば、昨日と今日に同じ豆をグラインドを変えて93℃の湯で抽出してみた時、85℃の湯で抽出してみた時の味は全く違うのです。同じコーヒーなのに色が変わるように味の違いを発見できる楽しさはコーヒーを味わう醍醐味ですよ。

僕の好きな味は苦みがあり、甘く感じ、コクのあるコーヒーです(酸味は苦手なんです。)、エピソードなんですが、僕はコーヒー豆を挽いて飲み始めてから42年間一度も経験したことないコーヒー豆を味わう機会を得ました。その豆は、ロブスタ種豆コーヒーです。ネットでロブスタ種豆はどんなコーヒー?と調べると、美味しいコーヒーでは無い記事が目に入り、アラビカ種を引き立てるコーヒー豆と書いてありました。それならば、そんなロブスタ種豆を美味しいコーヒーに仕立て上げるにはどうしたら良いかと研究して見ようと思い、大げさな言い方なのですが研究がスタートしたのです。きっとアラビカ種100%の豆でストレートで飲まれてるコーヒー愛飲家の方に、”これはイケル”と気に入られるロブスタ種豆を使ったブレンドにしたいと考えてます。また、アラビカ種豆ブレンドより”イケル味”と、コーヒー愛飲家の方より評価いただけるものにしたいと挑戦を続けているのです。

目標はアラビカ種豆ブレンドより”イケル味”を実現するために、コーヒー豆選びからグラインド、豆の量とお湯の温度を測りながら今日も世界に二つとない新しいコーヒーを味わい研究して楽しんでいます。

今日はこのあたりで・・続きはまた次回に・・      


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