私たちは幻想に支配されすぎている
自分で家族を築いてみて、思うことがある。
それは私たちは、「幻想」という名の「自分の理想にすぎないもの」に支配されすぎているということ。
自分のイメージの中での、夫・父親像を勝手に相手に押し付ける。
そしてイメージと違うからと、怒る。
自分のイメージの中での、「子ども像」。
違うからと、おろおろする。
「なんで?」「どうして?」と自問自答する。
しまいには自分が悪いんじゃないか、なんて思ってしまう。
そして、自分のイメージの中での「いい母」像。
ダメ母とか、ずぼらだとか、自分のことをそういう人も多いけれども、その言葉がそもそもいい母「幻想」に支配されている気がする。
この「幻想」を押し付けすぎて、うまくいかないことがなんとなく多い気がする。
理想の家庭よりも、「どういう家族になりたいか」を話し合って、それにチームで向かうことが大切なのに。
もっと、個と対話して、個を見出すべきなのに。
そして、自分の道を探すべきなのに。
幻想じゃなくて、「個」を見よう。
そして、新しい家族の形をつくろう。
自分への自戒も込めて。
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