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English Literature Journal (2)

北海道は最近一気に寒くなって、秋通り越して冬か?みたいなノリですね。
朝晩が特に寒くて、もう一瞬たりとも寒さを感じたくないから、マフラーと手袋を装着したりするなどしてます。
朝、日が昇るのは遅いし、夕方、日が落ちるのは早いし、そういうのを感じるともう冬なんだなぁって思いますね。

夜間スクーリング後期 イギリス文学史Ⅰ 10/20の回

今回は結構世界史色が強い授業でした。
世界史といえば、高校で授業自体が開講されてないのに、なぜか大学受験で選択していた思い出のある科目です。
特に高い点数が取れるわけでもないのに好きだからみたいな理由で選択して、自分で勝手に勉強すればいいものを、わざわざ先生に「なんで開講してくれないんですか!!」って抗議しに行ったりとかしてましたね。
今考えてみたら、とんでもないアホだなって思いますけど。
人と違ったことがしたかったりとか、単に学校というものに怒りたかっただけなのかもしれないですね。

そんなこんなでわざわざ苦の道選択した割に全然得意だったわけでもないので、今回の授業で出てきたお話もなんとなく聞いたことがある程度でしたけど、やっぱり自分の暮らしているところとは全く違う文化圏の話は面白いですね。
またその文脈から生まれてくる芸術作品も同じくらい興味深い。
今はルネサンスくらいの中世ヨーロッパの歴史をやっているのですが、その中で登場するダンテの「神曲」。
こちらはちょうど私も今年読み始めた作品でして。
ただ、この作品の時代背景とかそういうものは全く把握せずに読んでいたものですから、授業で聞いてみると、私は所詮ただの詩の鑑賞レベルでしか読めていなかったんだなって思いましたね。(ちなみにそれだけのことしか汲み取れていなくても心の潤いを感じることは出来たので素晴らしい作品であることは間違いない。)

例えば、前々回の授業で出てきた宮廷風恋愛の話で、「神曲」地獄編の第5歌が取り上げられていましたが、その話を聞いた後に改めてその歌だけ読んでみるともう深みが違う!面白みが違う!
もう感動ですよね。たとえ殺されて地獄に落ちたとしても、パオロとフランチェスカの愛は消えないんですから。
主人公もあまりの悲しさに思わず失神ですから。
最初読んだ時はここまで心に響きませんでしたよ。
歌のバックストーリーちょっと教えてもらっただけでこんなに違うんだ!って驚きましたね。
とても面白いです。

夜間スクーリング後期 イギリス文学史Ⅰ 最終課題の進捗

この授業では、自分で好きな物語を選んで、その物語の人物相関図と書評を提出するという課題が出ていますね。
今はとりあえず自分のテーマとするお話を先生に報告する段階ですけど、みんなは何を選んだんだろう?
先生がちょっとお話しされてましたけど、やっぱり現代小説よりは割と古いお話の方が選ばれているような感じですかね。
中にはミステリー小説を選んでいる方もいらっしゃるみたいで、それもいいなぁと思いました。
考えてみればアガサクリスティーとか、シャーロックホームズのコナンドイルとかもイギリスの作家ですもんね。

ちなみに私はエイダンチェンバーズの「おれの墓で踊れ」という作品にしました。
登場人物が大体みんな10代後半のヤングアダルト小説です。
これは私が去年の夏にどハマりした作品で、もう完全に私のクラッシュですね。
あまりにも内容が個人的にハマりすぎて客観視するのが困難なレベルなので、書評なんてものを書けるのか心配ですが、英文学を志そうと思ったきっかけになった作品でもあるので、ちょっと挑戦してみようかなぁという次第です。

先生への報告は終えて、まずは人物相関図を作ろうということで、まずは始めから読み直しているところです。
ただ、去年の夏、作品にのめり込みすぎて、実生活にまで若干影響を及ぼしたりしていたこともあって、それ以来封印していたものですから、なんだかパンドラの箱を開けているようでドキドキしています。
それにしてもやっぱりこの作品はあらゆる観点からみてもすごい作品だなって改めて感じますね。
この凄さをちゃんと伝えられたらいいけど。
好きなものを人に理解してもらえるように説明するのってすごい難しいと思う。
自分の好きなものの話を他人にする時って、どうしても独りよがり感が強い話ばかりになってしまって、他人からしてみたら意味わかんなくてつまらないっていう風になりがちだから、そうならないようなしっかりと魅力を伝えられるわかりやすい文章書きたいな。
ていうかそもそも書評とはどんなものかっていうのもいまいち理解できてないから、そこもちゃんと勉強しなきゃな。

文章を書く力を伸ばしたい

前期の夜間スクーリングでは、イギリス文学史Ⅰとアメリカ文学史を取っていて、どっちも最後にある作品について書く長めの文章の提出があったんだけど、そこで本当に久々に長い文章をガッツリ書いて、自分文章書く力衰えたなって感じて結構悲しくなった。
この文章も2000字くらいあるといえど、結構支離滅裂な書き方になっていると書いてて思うし。
でも、このnoteを書くという取り組みを続けていくことで、その部分の能力をちょっとずつ伸ばしていけたらいいなぁと思いますね。
いっぱい書いてたらなんかコツを掴めるかもしれないよね。
何かを得られるまで頑張ってみようかな。

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