堀元見、口も悪いが頭も悪い～『あるインターネット芸人の凋落。他力で成功したのを自覚せず、悲惨な末路をたどること。』を読んで～
序：「何を読まされたんだ、あまりにも酷すぎる」と思った。
何かと言えば、堀元見氏の「あるインターネット芸人の凋落。他力で成功したのを自覚せず、悲惨な末路をたどること。」の話である。
こんなタイトルのnoteを読んでおいて何を馬鹿なことを、とお思いの方もおられるだろう。その部分についてはぐうの音も出ない。
ただ言い訳をさせてもらえるならば、最近知人にYouTubeの「ゆる言語学ラジオ」を進められて幾つか視聴したところ、堀元氏個人のchの切り抜き動画が出てくるようになった。
それがまあまあの口の悪さだったため、この人は一体どういう人間なのだろうかと氏の名前を検索したところnoteを発見し、いいね数が多かったのもあり最新記事を購入してしまったのだ。
…が、まあこれがひどかった。
口が悪いという意味でのひどさもあるが、氏の言う「知識を使って」の肝腎の「知識」の部分のお粗末さがあまりにも目についたのだ。
こんなnoteを買っているくらいなので、私も「悪口は一律ダメ！！」とポリコレ棒を振りかざすつもりはなかったのだが、堀元見氏が人を殴るのに自分は「静かに暮らしたい」だの「静かで楽しいマガジン運営」だの法的措置を取る可能性だのと宣っているのを見て、300円のプラスどころか3万円マイナス位のストレスを感じ、こんな駄文を書きなぐっている次第である。
つまり…
このnoteは、人を馬鹿にした堀元見氏を馬鹿にし返すことでマイナス300円の留飲を下げたいという一個人の根性の悪いnoteである。
以下、堀元見氏の有料悪口noteについて
堀元見のここがひどい①：後出しの注意で訴訟をほのめかすが、特に意味なし（有料部分冒頭の注意文引用）
氏の悪口noteは基本有料で、大体は「それでは早速見ていこう。今回書きたいのは、この人の話……。」というようなところで無料部分が終わる。
私は今回300円課金して先に進んでしまったわけだが（先に言っておくが、これに300円払うくらいならコンビニカフェラテの方が何倍も有意義である）課金後すぐに出てくる注意文が以下である。
※揶揄された方の部分は伏せさせていただくが、後は原文ママ
注意
本記事の内容を漏洩させることを禁じます。「おもしろかった」のような抽象的な感想なら構いませんが、具体的な人物や集団が特定できるような形でのツイートやnoteコメントは絶対にしないでください。「（注：氏の悪口対象の元所属グループ名）」のような固有名詞も断固として使わないようにお願いします。
noteのコメントは購読者以外も読める仕様になっておりますので、こちらのコメントも上記と同じポリシーでお願いします。こちらを課金者限定だと思い込むミスが多発しておりますので、お気をつけくださいませ。
また、言うまでもなく当該人物や関係者のSNSやコメント欄や噂話などでこの記事の存在を匂わせるようなこともおやめください。
このnoteの内容を何らかの形で外部に流出させた場合、法的措置を取る可能性がございます。内容の流出には細心の注意を払ってください。
僕は静かに暮らしたいので、関係各所に余計な波を立てたくありません。静かで楽しいマガジン運営へのご協力を、どうぞよろしくお願いします。
…いや、萎えるーーー！！！
この後の本文で、思いっきり実名でYouTubeの動画スクショも多用しながらひとさまに罵倒の限りを尽くしているわけだが、悪口を言っている自分はノーダメージを貫きたいと。身勝手がすごぉい…
「殴っていいのは殴られる覚悟のある奴だけ」という言葉を聞いたことがないのだろうか。完全にいじめっ子のやり口である。
…読者はこれに何も感じないのであろうか。氏の性格が悪いことは織り込み済みだとしても、書いてあることアホじゃない？
静かに暮らしたいなら、実名で他人を罵倒してお金儲けをするのをやめたほうがよくない？？馬鹿なの？？？
なお、私は購入時点でこの注意書きを見たわけではないので、合意は一切しておらず、この文書に何の法的拘束力もない。（堀元氏はおそらく法に明るくないと推察されるが、場合により無意味な法的措置ほのめかしによる脅迫罪にあたるような文面である自覚はあるのだろうか？）
今回の私のnoteについて「有料部分を無断で公開した」という問題はあろうかと思うが、購入してから同意もないのにこんな法的脅しをかけられることを防止するため、公共性はあるという認識である。
氏がこのことやこの後の記述を以ってもし本当に「法的措置を取る」のであれば、それはそれで愉快な経験なので是非やってみていただきたい。
堀元見のここがひどい②：数字を使って嘘をつく
「数字は噓をつかないが、詐欺師は数字を使って嘘をつく」という言葉そのものの所業である。
有料note部分ではあるが、明らかに「数字を使って嘘をついて」おり、かなり騙されている人も多く、被害者の風評被害につながりかねないので反証の為に下記の通り引用させていただく。
そう思ってYouTubeの再生数を確認すると、爆速で減っていた。
動画の再生数推移は以下の通り。
1本目: 34万
2本目: 12万
3本目: 6万
4本目: 1.9万
凄まじい減り方である。見たことないぐらいの速さでファンが離れている。
動画を1本上げる度に再生数が半分以下になっている。指数関数的な減少である。このペースで減り続けると仮定すると、あと17本動画を上げたら再生数は1を下回る。
つまり、○○はアイドル枠ではないのである。彼はおもしろいコンテンツを作らなければならない。しかし、前述の三重苦を背負っているので、とてもじゃないがおもしろいコンテンツを作れない。先細っていくだけだ。
実際、この先細り状況はいまも変わっていない。2ヶ月前に公開されたこちらの動画は3742回しか再生されていない。
はい、数字を使って嘘をついていますね。私が一番嫌いなタイプの人間です。
何がどう嘘かというと、まずこのグラフを見ていただきたい。
（グラフでは、1週間前までをプロットして直近の動画は除いている）
…お分かりいただけただろうか。
堀元氏に誹謗されたYouTuberの方は、ショートやライブを除いた動画を8/19現在69個上げている。
確かに最初の34万回再生はご祝儀的な再生回数であろうが、その後はある程度の起伏はあるもののある程度安定しており、コラボとは言え動画30個目を越えたあたりでも50万近い再生数を出しており、どこをどう見ても「指数関数的な減少」ではない。「あと17本動画を上げたら再生数は1を下回る。」と記載されているが、氏が指摘した4本の動画の後に17本どころか40本以上の動画が上げられており平均再生数は3万を超えているし、このグラフから除いた3日前の動画でも1万回再生である。
また「2ヶ月前に公開されたこちらの動画は3742回しか再生されていない」と書いてある動画の次は1.3万回再生である。
明らかに悪意による数字操作であるように見受けられる。
そうでないならば、堀元氏の経歴を見ると慶應理工を出ていると書いてあったのだが、数学どころか算数ができないのではないか？
とはいえ、このグラフのままだと大きな2つの山が邪魔なので、30万回再生を超えた2つを外れ値として除外し、プロットしなおしたのがこちら。
（最初のグラフと同じく、1週間前までをプロットして直近の動画は除外）
これを見ればわかると思うが、視聴者数は大きく変化してはいない。
何なら移動平均を見ると最近は復調傾向である。
というか、ゆる言語ラジオは2021年3月、チャンネル登録者29.1万人でコロナバブルの恩恵を受けているはずなのに直近の平均再生は8万回程度。
対して堀元氏に罵倒された「今年独立したてでYouTube登録して約半年の某YouTuberさん」は平均再生3万回程度。
少なくとも数字上、言うほどドヤれる立場とは思えない。
番外：有料note内の罵詈雑言は割とどうでもいい
倫理的な部分は置いておいて、罵詈雑言は個人的にどうでもいい内容だった。的外れな中傷に見えるが、誹謗中傷されたYouTuberさんもそこまで存じ上げないのと、そこを詳述したとてお相手が傷つくリスクの方が高いので割愛する。
堀元さん、第二のフワちゃんにならないといいですね。
私は元々、ドーキンスがクリスチャンに向けるような、愛憎と知性を伴った悪口を読みたかったのだ。
しかし堀元氏の悪口はウィットも愛情も感じなかったので全く好みではなく、いわゆる「Not for me（古い）」であるので、氏のnoteを今後購入することはないであろう。
願わくは今後、YouTubeの切り抜きショートに出現しないでほしい（これは非表示にできないGoogleが悪い部分もある）。
堀元見氏の視聴者も、騙されやすすぎる！！！
ここまで読んでいただいて感謝の念に堪えないのだが、最後に彼の読者にも苦言を呈させてほしい。
堀元氏の視聴者やnote購入者、こう言っては何だが騙されやすすぎる。
「完全に言語化されていて気持ちいい」などというコメントが散見されたが、法や数字を誤用してここまで嘘をついている人間に対する嗅覚をもう少し磨いたほうがいいと老婆心ながら忠告させていただく。
動画も割とそんな感じじゃなかったですか？（雑）
表面上の知識をなぞるだけでなく、一次ソースを確認してください。
そして、容易に他人の罵詈雑言に乗らないこと。もし氏のnoteがあんな愛情もない悪意まみれの悪口雑言ばかりなのであれば（恐らくそうでしょう）、そこに賛同コメントしていることの危険性をもう少し考えたほうがよろしい。
あんなものにどれだけ「いいね」をつけているんですかあなた方。
氏に悪口を言われた人が死んでしまったら、その時あなたはどうしますか？
バレなきゃいいってもんではないんですよ。
そういったことで、私の弟は死にました。
私はもしこのnoteが家族に見られたとしても別に困りませんし、家族も苦笑いくらいはするでしょうが失望はしないと思います。
あなたがたは、どうですか？
堀元氏へ、もし私に対して「こいつ訴えてぇ」とお考えなら、ここのコメントにでもその旨記載していただいたらこちらからご連絡差し上げますよ。
最後に。
「嘘を嘘と見抜ける人でないと（インターネットは）難しい」
…という、太古のことわざを以って、インターネット老人の愚痴を〆させていただく。
（完）
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