これからのこと

4/15で4年勤めた前職を退職し、次のステップへ進みます。
持病のこと、ターニングポイント、これからのことについて残していきたいと思います。

障害者手帳の交付

私は視覚障害者です。 
病名は「網膜色素変性症」で視力の低下と視野欠損があり、ロービジョン(弱視)の状態です。
診断されたのは20歳前半、それから約10年間受け入れ始めるまで時間がかかり、晴眼者(目の見える人)のふりをして生きてきましたが、昨年ようやく障害者手帳を申請して視覚障害者としてどう生きるか向き合っています。
もしかしたら驚かせてしまった方もいるかもしれません。
自分の周囲の人が「視覚障害」について知ってもらえるきっかけとなるよう、活動していきたいと考えています。

決断

なぜ、今このタイミングで転職したのか?
1-2年前から見えづらさの症状が進んだこと、視覚障害者が抱える社会的課題の認識、子供の誕生、、、
理由はいくつかありますが、残された時間と今の自分にしっかりと直面して考えた結果です。
前職で他では決してできない多くの経験と成長させていただける機会を与えていただきました。ここには書ききれない多くの学び、事業を営むことの厳しさ、そして今を生きるということ。すべて自分にはもったいないような出来事で、感謝してもしきれない気持ちです。 
あのときの選択が間違っていなかったと、そう思えるようにこれから行動していきます。

今後について

ありがたいことにこの1年で同じ想いを持つ方々と出会い、視覚障害者が抱える生きづらさについて知ることができました。そこには当然、自分自身が経験してきたこと、そしてこの先経験するであろう不安が含まれています。
視覚障害者が仕事とプライベートの両面で選択の幅を拡げられるよう、微力ながら活動していきます。
そして同じような何かしらの生きづらさを感じている人がいなくなる、そんな社会が来る日を願って。

私の目が見えなくなることに、もし理由があるとしたら、それはきっと‥
答えを探し続けたいと思います。


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