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「グローバル化・デジタル化が進むコンテンツビジネス、日本の機会と挑戦」イベントが本屋B&Bで9/26(木)開催!

下北沢でイベントなどユニークな取り組みをする書店、本屋B&Bにて、本年6月に刊行した『クリエイティブ・ジャパン戦略』の刊行記念イベントとして、「グローバル化・デジタル化が進むコンテンツビジネス、日本の機会と挑戦」を開催いたします。

モデレーターに編著者の一人、河島伸子氏(同志社大学教授)を迎え、本書の推薦コメント、また書評を頂戴した中村伊知哉氏(情報経営イノベーション専門職大学(iU)学長)、加えてコンテンツビジネスの現状に関する記事をnoteYahooニュース個人に頻繁に投稿している徳力基彦氏、担当編集者の寺島が登壇します。

同書の内容を踏まえながら、最新状況のレポートや、この産業の一層の発展に向けた課題と処方箋をディスカッションします。

来店参加の他、リアルタイム配信・見逃し視聴(1ヵ月)もあります。奮ってご参加ください!

お申し込みはこのリンクから(Peatix)


[以下、お申し込みページのイベント詳細を転載]

河島伸子×中村伊知哉×徳力基彦「グローバル化・デジタル化が進むコンテンツビジネス、日本の機会と挑戦」『クリエイティブ・ジャパン戦略』(白桃書房)刊行記念イベント

今年6月、新刊『クリエイティブ・ジャパン戦略』(白桃書房)が刊行されました。
本書は、日本のコンテンツ産業をめぐるポテンシャルを最大限に発揮させるため、さまざまな観点からこれまでの取り組みをレビューし、産業戦略・経営戦略、さらには地域計画などにおける今後の課題を提示しています。

すなわち、「クールジャパン」として、2010年代前半から、日本のマンガやアニメなどを海外に売り出していこうとする政策は、必ずしもうまくいきませんでした。また、一部業界で、製作現場の待遇の悪さが問題となってもいます。

この一方で、コンテンツビジネスはマンガやアニメに限らず、映画や音楽などもグローバル化・デジタル技術の進展で、大きな地殻変動が起きており、このところ海外で成功する事例も多くなってきています。また、インバウンド観光客を多数集客する事例も現れてきています。

本イベントは、日本のコンテンツビジネスの可能性と課題について、気鋭の研究者たち、またコンテンツビジネス・ウオッチャーが、『クリエイティブ・ジャパン戦略』の内容も踏まえながら、最新状況のレポートや、この産業の一層の発展に向けた課題と処方箋をディスカッションします。

みなさまのご参加をお待ちしております。

【出演者プロフィール】
河島伸子(かわしま・のぶこ)
同志社大学経済学部教授、PhD(文化政策学、英ウォーリック大学)。シンクタンク勤務、ウォーリック大学リサーチフェローを経て現職。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、UCLA、フランス国立社会科学高等研究院、東京大学未来ビジョン研究センター、放送大学で客員教授を務めた。専門は、文化経済学、文化政策論、コンテンツ産業論など。著作に『コンテンツ産業論 第2版』など多数

「日本のコンテンツは、信じられないほどの独自性と創造性が凝縮されており、グローバル化が進む中、日本発のコンテンツに人気が集まることは不思議ではありません。多くは民間主導で進められていますが、このポテンシャルをさらに高めるためには、それなりの国家的な政策が求められると思います。これまでの「クールジャパン戦略」を振り返り、今後のあるべき姿を議論したいと思います」

中村伊知哉(なかむら・いちや)
情報経営イノベーション専門職大学(iU)学長。京都大学特任教授、東京大学研究員、デジタル政策財団理事長、CiP協議会理事長、国際公共経済学会会長、日本eスポーツ連合特別顧問、理化学研究所コーディネーターなどを兼務。1984年、ロックバンド「少年ナイフ」のディレクターを経て郵政省入省。MITメディアラボ客員教授、スタンフォード日本センター研究所長、慶應義塾大学教授を経て、2020年4月よりiU学長。 内閣官房、内閣府、総務省、文部科学省、経済産業省などの参与・委員を歴任。著書に『新版 超ヒマ社会をつくる─アフターコロナはネコの時代―』(ヨシモトブックス)、など多数。京都大学経済学部卒、大阪大学博士課程単位取得退学。博士(政策・メディア)

「いま日本のコンテンツが元気です。海外展開とデジタル対応が功を奏したのは民間の努力の結果だが、国の政策として力を入れ始めて四半世紀、その成果が現れた面もあります。そしてAI対応など課題も大きい。これから、どうする?」

徳力基彦(とくりき・もとひこ)
NTTやIT系コンサルティングファーム等を経て、アジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画。代表取締役社長や取締役CMOを歴任。現在はnoteプロデューサーとして、ビジネスパーソンや企業におけるnoteやSNS活用のサポートを行っている。近年は、noteやYahooニュース個人にコンテンツビジネスの現状に関する記事を頻繁に投稿中。著作に『普通の人のためのSNSの教科書』など多数

「ここ数年、日本のアニメはもちろん、音楽や実写映像作品、そしてお笑いまで、様々な日本のエンタメが海外で話題になるようになってきています。これまでに話題になった事例をいくつかご紹介しながら、これまでの日本のエンタメ業界の課題や可能性について議論できればと考えています。」

寺島淳一(てらしま・じゅんいち)
白桃書房で『クリエイティブ・ジャパン戦略』の編集を担当。リアル書店やオンライン書店、また、出版社のウェブサイト構築・運営会社を経て、2013年に白桃書房入社。書店営業やマーケティングに携わりながら、編集も手掛ける。

「出版の市場規模は、それまでずっと右肩上がりだったものが、ここ30年近くほぼ前年比を割り続けています。しかしそのような中でも、大きな成功を収めている事例も現れています。出版の現場にいる担当者として現状を振り返りながら、コンテンツビジネスの一つとして、出版業界のこれからを考えることができればと思います。」

お申し込みはこのリンクから(Peatix)


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