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キリヒラ#17 谷島寿弥さん~あの先輩に聞く!キャリアを切り拓いた瞬間~「相手目線」できりひらいた!


<インタビュアー紹介>

町田(写真左)、橋本(写真右)

町田(まちだ):
今年で新卒入社5年目になりました。1月より展示会事業部に異動となりました町田です。これまで、EXM事業ユニット1のプロデューサーをしていました。栃木県出身で、明治大学を卒業し、博展に入社し、 主に、BtoB企業のプロモーションをしており、展示会が主ですが、サイト制作や配信イベントなど多岐にわたりサポートをしてきました。大きな異動は初めてのため、心機一転頑張ります!

橋本(はしもと):
2019年入社のUNIT2 Produce部 / サステナブル経営推進室の橋本です。大学では芸術学科に在籍していてアートや空間に興味がありました!現在は商業施設・コスメのプロジェクトを中心に担当しています。ダンスをずっとやっていたので、最近ではHAKUTEN DANCE部を勝手に立ち上げました。

キリヒラ17回目の今回は、UNIT1 営業推進部の谷島(やじま)さんにお話を伺っていきたいと思います。

町田)日々の業務で支えていただいている方は誰か、と橋本さんと話している中で、真っ先に頭に浮かんだのが谷島さんでした。そこで、今回、是非お話をお伺いしてみたいと思いお声がけさせていただきました!

橋本)宜しくお願いいたします!!

1.入社までの経緯

町田)博展入社から現在にいたるまでの経緯についてお聞きします。

谷島)短大を卒業後、船舶免許取得を事業とする企業で事務職として入社しました。一方で、実際に勤務をしてみると、事務職の仕事ではなく、具体的な業務は船舶免許を取って、教鞭を取るといった「船舶免許の講師」を任されていました。
その後、元々は事務を希望して入社した経緯もあって、しばらく勤務したのち、何か違うな、と違和感を感じて、最終的には、その会社を退職してしまいました。
その後、今から10年ほど前に当初は派遣社員として博展に入社しました。

橋本)そのような経緯があったのですね。
入社当時、派遣社員として企業を選ぶ際、博展を選んだ基準を教えてください。

谷島)学生時代に、学園祭の委員会をやっていた経験もあり、元々盛り上がるイベントなどが好きだったため、博展の楽しそうな雰囲気に惹かれて面談を受けたのがきっかけです。
また、職種自体も事務に絞っていたので、現在のDS(Division Staffの略。営業アシスタント)のポジションで募集が掛かっており、自分の希望とマッチしていたため、博展で働いてみたいと思いました。

2.入社後のキャリア

橋本)博展に入社後はどのような流れで今の職種に就かれたのでしょうか。

谷島)博展に入社後の最初の4年間は、営業DSという職種で働いていていましたが、その後、実は一度クリエイティブ局(プランナー、空間デザイナーなどクリエイター職種を集めた部署。以降「C局」)付に異動となり、C局の業務推進を検討するメンバーとして働いていました。C局の業務推進としては「中代管理」や「パートナー企業様(業務委託先の企業様)への発注登録」等の業務を担当していました。
その後、3年ほど前に営業付の業務推進の変更となり、現在にいたっています。

町田)C局付を経験して今に活きているな、と感じることは何かありますか。

谷島)思い返すと本当にたくさんあったなと思っています。
営業のDSは「対営業」という形で、社外の方と関わる機会があまり少ないのですが、C局の場合は、パートナー企業様とのやり取りも発生する一方で、社内では購買部門とのやりとりも発生します。社内外の人とのつながりやコミュニケーションが重要となり、その点をとても意識して働いていました。

このような経験が後の「自分の仕事への向き合い方」にも影響しているなと感じます。

橋本)そのような経験が今の谷島さんの働き方、スタイルに繋がっているのですね。谷島さんはいつも相談しやすい方だな、と感じるのですが、業務上でコミュニケーションを取る際に気を付けていることは何かありますか?

谷島)業務上でコミュニケーションを取る際は、自分自身ではなく、特にメンバーがいかに仕事がしやすくできるかを意識しています。イメージとしては、仕事をする上で歩きやすいレールを敷けているかという点は常に気を付けています。
例えば、申込書を回収したら、次は基幹システム(博展内の案件管理システム)でステータス変更申請、というように、「これをやったら、次にこれが付随してくる」という仕事の道筋をつけます。そしてメンバーに一歩ずつ進むことを意識してもらうために、普段の業務内での連絡に、一声プラスαで添えるように意識しています。これは、自分自身がDS時代に、当時のメンターの方に教えてもらった経験が大きいかなと思います。

また、声の掛け方も意識している点の一つですね。
特に、営業の方に対してオフィス外での業務を終え、オフィスに戻ってきたら「お疲れ様です」、出張に行くときは「出張気をつけてください」といった形で、何気ない一言ではあるけど、日々声掛けをするように意識しています。
これらは、本当に些細なことかもしれないですが、声を掛けられた側が、今日も頑張ろうという気持ちになってくれたら、少しでも力になれれば嬉しいなと思っています。
   
町田・橋本)その一言は、本当にいつも励みになっています。

橋本)特に、出張後はあれをやらなきゃ、これをやらなきゃって結構ピリピリしていることもあるので、そういう一言があるだけで前向きになったり、ポジティブな気持ちになれます。

谷島)そう言ってもらえると嬉しいですね。

3.キャリアを切り拓いたきっかけ、ターニングポイント

橋本)続いての質問です。谷島さんにとってキャリアを切りひらいたきっかけ、ターニングポイントはどこにあったと思いますか。

谷島)それは、先ほどもお話したC局への異動がとても大きかったと思います。
C局に異動になったことで、違う視点からの業務の見え方を知って、とても視野が広がった気がします。
博展全体の動きの流れが見えるようになって、それと今の自分の仕事が繋がっていった感覚がありました。

町田)「違う視点で見える」、「視野が広がる」ことが、谷島さんの「仕事への向き合い方」に活きているということですね。

谷島)そう言えるんじゃないかな、と思っています。

4.「OSHIETEN+」に携わった経緯

(※現在、谷島さんは「OSHIETEN+」の運営メンバーから外れています。本インタビューは2023年当時運営メンバー在籍時のインタビュー内容となります。)

町田)谷島さんと言えば「OSHIETEN+」(困った時の社内ガイドブック)というイメージがあるのですが、谷島さんが「OSHIETEN+」に携わった経緯などもお伺いしてもよいでしょうか。

谷島)元々「OSHIETEN+」の立ち上げメンバーに起用されたきっかけは、自分が「社内に顔が広い」ということでした。
具体的には、C局での経験を通じて、社内の様々な方々と関わることがより増えていき、自分のところに情報がぎゅっとまとまってきたり、自分自身が人に質問しやすい雰囲気がある、といった事情も相まって、起用されたと聞いています。

町田)そのような経緯があったのですね。
OSHIETEN+は多くの情報が掲載されていて便利な一方、実際に運用をする際は、大変そうだなと感じます。
普段どのような方法で情報を集めているのでしょうか。

谷島)普段のやり方としては、各部署に「質問を追加したいのでお願いします」といった形で、追加依頼を出しています。
また、よく各部署に対して、「他の部署からよく聞かれる質問リスト」を回収して、情報を「OSHIETEN+」に集約している形です。
あとは、「OSHIETEN+」をよく使っている人から「●●がわからない」「これを追加してください」という要望も貰うことが多いです。

町田・橋本)「誰に聞いてもわからない」という案件は、まずは谷島さんに聞くという流れがあるのですが、谷島さんがいないときは「OSHIETEN+」にまずは聞いてみようということは多いですね。

谷島)頼っていただけていることは凄く嬉しいです。
一方で、皆さん各々勤務時間があり、質問したいと思ったタイミングで、自分が退勤している場合などに、気になったことや疑問に思ったことを「OSHIETEN+」で解決できることは大きいなと思いますし、「OSHIETEN+」を作って良かったなと思えるポイントです。

町田)今のお話をお聞きして、OSHIETEN+にも谷島さんの「仕事への向き合い方」が影響していると感じました。

谷島)ありがとうございます。

5.今後やってみたいことや展望

橋本)今後谷島さん自身がこんなことをしたい、などの展望があれば教えてください。

谷島)実は、書類回収の作業を撲滅したい、と思っています(笑)
特に書類発注や原価発注系のタスクを撲滅させようと思っています。
   
既にプロジェクトとしても動いていて、社内の中でも、私たちが一番基幹システムを駆使しているからこそ、全てを把握できるので、今以上に営業を助けられることもあると思い、とても良いプロジェクトだと考えています。

町田)営業にとっても、会社にとってもWINーWINのなやり方がありそうですね。

谷島)私自身、博展で仕事をしている中で、「こうなったらいいな」と思うこともありました。
例えば、営業担当者の代理で書類等を送るという作業についても、自分自身も案件の状況を把握できるし、リスト化などもしておけば、管理もしやすくなるのかなと思っています。

町田)博展としても書類をスムーズに回収できるのがベストですし、個人としても頭の片隅に「やらなきゃ」という意識することが焦りなどにも繋がるので、そのような不安が解消されることで、頭のリソースを別のことに回すことができて良いなと感じます。

橋本)たしかに、今こうやってインタビューしている時でも、ふと今もあの申込書の回収、どうだったっけ?って考えますね。

谷島)あとは、書類回収で少しでもみんなが注意されることが減ればいいな、と思いながらプロジェクトに取り組んでいます。

ーーインタビューありがとうございました!!

あとがき(インタビュアー感想)

町田)谷島さんにはいつも業務の中で助けてもらうことが多かったものの、どういう経緯で博展に来たのか、博展でどういったことをしたのかを聞くことができて良かったです。
「これって営業からやったらおかしいですかね?」といった業務の中の違和感を会話できる存在として、そして先輩として、いろんな面で支えられているなと改めて感じました。 
これからもみんなで、博展をよりよくできたらいいなと思います!僕も貢献できるように頑張ります!

橋本)インタビュー後でしたが、谷島さんと、昨年末の大型案件でご一緒させていただき、そのスピード感と対応の正確さに本当に助けていただきました。
私自身、仕事が忙しくなると切羽詰まって、余裕がなくなってしまうこともあるのですが、そんな時だからこそインタビューでお話しいただいた何気ない「お疲れ様!」などの一言をいただけると、ほっと嬉しい気持ちになります。私も見習いたい部分だと感じました。

ーー谷島さん、貴重なお話ありがとうございました!!

取材・ライティング:冨松、タイトル画像制作:松本(哲)

4年目メンバー(現5年目)が色々な先輩に「キャリアを切り拓いた瞬間」を取材する「キリヒラ」シリーズ。無事に5年目のメンバーの取材がひと回りしたため、実は今回で最終回となります。
2022年4月にスタートしてから、全17回をお送りしてきましたが、HAKUTEN社員の様々なキャリアや考え方が垣間見え、編集部員も毎回感動しながら記事をつくってきました。
取材に関わってくれたメンバーの皆さま、タイトル画像を作ってくれた松本(哲)さん、ありがとうございました!
これからも、HAKUTEN社員の多様なCOLORを映し出す企画をお送りしていきます。


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