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バンドにおけるDJ

こんにちは。
僕ことハクです。

前回は僕について軽くお話させていただきました。
バンドでDJを担当してます。
では、バンドでDJをやるっていったいどういうことなのか、少しずつお話していきましょう。

僕みたいにニューメタルのDJを見て始めたいと思った人は少数派です。
詳しくはこれから説明しますが、バンドでDJをやるって結構制約がかかります。
DJの醍醐味的な部分をごっそり省いてしまっているところがあります。
しかし、それでも尚バンドにおけるDJは魅力があります。
それはバンドとして「カッコいい」ことです。
一見チャラい考え方なんですけど、これって結構重要なファクターだったりします。
それではバンドにおけるDJって何なのかを説明していきたいと思います。


▼バンドにおけるDJとは

①ターンテーブリストであること

ターンテーブリスト、これとDJってなんか違うのって思いますよね?
詳しくは次回「DJの基本」で説明しますが、簡単に言うとスクラッチをバリバリきめていく人です。
ヒップホップだと「DMC」というターンテーブリストの大会があるほど、スクラッチのテクニックを磨こうとする人はたくさんいます。
つまり、バンドにおいては他の楽器たちに合わせてスクラッチをするイメージが大きいのではないでしょうか?
それは一種の打楽器として捉えることができると思います(勿論、ほかの効果を狙ったスクラッチもあります)

②サンプラーとしての側面

特殊な効果音とか、映画のセリフなんかを引用して曲の中に入れたりする人もいますね。
これは「サンプラー」っていう、もっとそれに適した楽器があるんですけど、あえてDJがこの効果を狙ったりします。
また、スクラッチの項と少しかぶってしまうのですが、効果音として聞かせてからのスクラッチに結びつけることもできます。
ヒップホップだとドラムの音をレコード上で素早く繋げていく「ドラミング」という技がありますが...
これはバンドの中では使いませんねw
ドラミングは一発ネタの飛び道具的につかったり、あとレコードって意外と音が太いので部分的にリズムに合わせるという...やっぱり効果音的な手法になっちゃいそうですね。

③存在がチート

つまり...バンドにDJがいると、なんかこのバンドは普通とは違うというイメージを与えることができます。
また、ヒップホップやエレクトロ系の要素をバンドに入れていくよっていう、一種の宣言みたいな存在でもあります。
動画とか本とかでも、DJがいるってだけで一旦聞いてみようかなってなったりしますよね。
非常にこれがバンドとして「カッコいい」という役割になっているような気がします。
結構これが大事だったりすると思ってます。

④マニピュレーターとして

これはどちらかというとDJ全体の話になってしまうんですけど、以下のような役割も存在してます。
・トラックの再生(トラックの作成)
・シンセサイザーやノイズなどのジェネレータ
・エフェクタ処理やダブワイズ
この辺りは、演奏家というよりマニピュレーターとしての側面が強いかなって見解です。
人によっては、この辺に興味をもって手を出す人もいます。

⑤他の楽器との兼任

前項でシンセサイザーの話がでましたが、そこ経由でキーボーディストとしての役割を兼任する人もいます。
サンプラーも極めてくと指ドラムなんかをしだす人がいて、完全に打楽器としてバンドに加わってる感じです。
また、電子ドラムでパーカッションパートをやったり、全然関係ない楽器をやってる人もいますね。
なんかちょっとわからなくもないです。
他のジャンルに比べてDJが担当するべき部分が欠損しているので、暇な時間があるのも事実ですねw
なので、そこで飛び道具的に他の楽器を入れるのはありっちゃありだし...それも面白いです。

ハク「喋る僕です」

ざーっとまとめるとこんな感じです。
それぞれについてはまた掘り下げていきます。
一旦はバンドでDJをやるってこんな感じだよってことをイメージしていただければ幸いです。
それではまた。

アディオス!

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