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スクラッチテクニック

こんにちは。
僕ことハクです。

前回のお約束どおりスクラッチのテクニックについて深堀っていきたいと思います。
はっきり言って、スクラッチの種類って細かいの含めてくと何十種類もあります。
なので、今回はスクラッチの原理と基本部分だけをご紹介していきたいと思います。


①ベイビー・スクラッチ

これは基本中の基本ですw
名前の由来も赤ちゃんでもできるぐらい、これは簡単でしょって意味です。
その名のとおりレコードを手で前後に擦るだけ。
所謂、スクラッチって音が出ます。
気を付けておかなければならない点は、ちゃんと頭出しできるように出だしを探っておきましょう。

②トランスフォーム

これはクロスフェーダーでレコードの音を切る手法です。
そうすることにより、音が細かくなり変化が生まれます。
片手でレコードを擦り、もう片方の手で音を切っていく。
基本の原理はこれだけです。
この原理を利用して様々な技を生み出すことができるのですが、2回音を切る「2クリック・フレア」なんかは割と多用される技ですね。

③チャープ・スクラッチ

技の難易度で言うとトランスフォームよりも全然簡単なんですけど、スクラッチの原理を説明したかったのでこの順番になりました。
人によってはここでフォワード・スクラッチを入れてくるんですけど、コンビネーションの使い幅で言うとこっちかなと。
名前の由来は鳥の鳴き声のように「チー」という音がするところから。
ベイビーの最初と最後を切って音をシャープにさせる感じです。

④クラブ・スクラッチ

名前の由来は蟹。指をカニの足のように動かすことから付けられました。
クロスフェーダーの親指と、反対側の3本指の指を使い「トゥルル・トゥルル」と細かく音を切ります。
僕は4本使ってしまうこともありますが、あんまり一般的ではないと思います。
トランスフォーム、クラブ、強く握って離す(?)これを使い分けてる人もいますが、大体BPMの速度で分けてるとのことです。
どれもグルーヴのニュアンスが微妙に違ってくるので最終的には音が合うやり方を選ぶそうです。

あのDJがやりがちな手癖とか、組み合わせとか、リズムの違いとか...これ以上はそういったレベルです。
もはや打楽器ですねw
極めていくとセンスに依存する部分が大きくなります。
それはどの楽器も同じことですね。
他にも、ちょっと特殊ですが縦フェーダーで音に人力トレモロかけたり、レコードの回転をストップさせるメルトダウンなんて技もあります。
総括すると...やっぱりスクラッチってド派手な技ですね。

それではまた。
アディオス!

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