大阪市立大【銀杏祭】の感想

大阪市立大落研のみなさんありがとうございます。


三年連続で文化祭に呼んでいただきました。
正確には、一年目は、こちらから「ノーギャラで良いので落語やらせてもらえませんか?」と頼み込んだ形です。

あらびき団で活躍した“みちゃこ”さんが実は市大の落研出身ということで、当時、面識がなかった僕が「はじめまして」の挨拶から、みちゃこさんに、市大の後輩たちに、間を受け持ってもらい、強引に落研の方々の中に入れてもらった形なのです。


みちゃこさんは、大阪市立大卒なんですね。
あんなネタしてて、頭いいんだ、と衝撃を受けました。


さて、大学の中の部活やサークルの雰囲気をご存知の方は分かるかと思いますが、外様を受け入れる理由もそんなにないのです。特に、僕のような知名度もないお笑い芸人なんて。


「いやいや、自分らだけで、楽しくやってるのに、ハクション中西?誰やねん。知らんがな。みちゃこさんも、変な芸人押し付けてこないでよね!」と思われてるんじゃないかな?


そんな風に思いながら、市大の文化祭【銀杏祭】にお邪魔した一年目。(ちなみに、ぎんなんまつり、と読むみたいです。僕は、毎回、いちょうまつりと読んでは、成田屋橙(なりたやきのぼり)さんに、訂正されてました)


予想に反して、みなさん、とても優しかったです。

僕の大学時代は暗黒の時代で、誰一人、友達もおらず、誰ともコミュニケーションをとらず、単位を四つぐらいしか取っていないのにダラダラと三年間通い、いや、通ってるフリをして、公園などで時間をつぶして帰ってくるという毎日を過ごし、結局、中退するというザマでした。

なので、学祭って楽しいなぁ、と、思いました。


一年目に行った時、全部の人を見たわけではないのですが、印象として、市大の落研のみなさんは、古典落語をやる人がほとんどだったように思います。

きのぼりさんは、枝雀さんの演目(内容は覚えてるけど、タイトル出てこない。夢を覚えてるかどうかで嫁さんと揉めるやつ)をやってたように思います。
みどりさんは、創作でしたが、僕の大好きな志の輔師匠の【みどりの窓口】をやってらっしゃいました。

記憶がぐちゃぐちゃなので、間違えてたらすいません。


そんな感じでした。

うまいとか下手とかは、僕ごときに分かりませんが、みんな真剣で面白かったなって印象でした。


でも、サークルで趣味でやるんだから、もっと楽しんで、アドリブ入れたらいいのに、とも思いましたね。その時。


そこから、一年後、呼んでもらって、また今回も、呼んでもらって。


創作をやる人が、だんだんと増えてました。

お世辞かもしれませんが、きのぼりさんが、「中西さんの影響で、自分で創作を、する人が、増えましたよ」なんて言ってくれたので、素直にとても嬉しかったです。


わさびくんは、一回生の時は、僕といても「何を喋ったらいいのやら、気まずいなあ」みたいな感じだったと思うのですが、回を増すごとにフレンドリーに喋りかけてくれて嬉しかったです。

今回なんて「Aマッソの単独ライブの大阪のやつ、行ってましたよ!中西さんのコーナーで一番最初に笑ってしまいました」などと話しかけてくれました。

“そんなわさびくんも、来年は4回生かぁ”と思い、来年呼んでもらえたとしても、最後になるのかなと思って「もう就活おわったの?」と聞くと「いや、僕医学部で六年通うので、就活関係ないんです」との答え。

賢いんかい!

そう言えばわさびくんの落語は、面白いんですよね。今回も僕の出番の直前で普通に笑わせてました。
やりにくかったです。

きのぼりさん、わさびくん、みどりさんは、僕の単独ライブを一度観に来てくれたこともあります。
みどりさんは、後輩の女の子もその時連れて来てくれたのですが、お名前忘れちゃったので、悔しいですが。

せりあちゃんも、久しぶりに見れて良かったです。近々、誕生日らしいですね。おめでとう。


みんな頑張って青春を謳歌してるみたいなので、僕も頑張ろうと思いました。単独ライブ近いし。

写真でも撮って帰れば良かった。

来年行ったら写真撮らせてほしいですね。




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