兵藤ゆきさんにインタビューしました

兵藤ゆきさんにインタビューすることに成功しました。

もし、実際にインタビューしたとしても、必ず一言一句全く同じ内容になるという自信がありますし、取材内容には絶対の自信を持っています。


〜〜〜〜はじめまして。本日インタビュアーを務めさせていただきます、ハクション中西と申します〜〜〜〜

兵藤ゆき(以下、兵)「よろしくお願いします」


〜〜〜〜さっそくですが、兵藤ゆきさんと言えば、奇抜な髪型でおなじみだと思うのですが、これについて何かこだわりってありますでしょうか?〜〜〜〜


兵「あー、これはね、あるのよ。ベリーショートのたとえとして、『ベリーショートって言っても、兵藤ゆきまではいかないでしょ?』『いや、あそこまでいかないよ!』みたいな会話が日本全国で9秒に一回はされてると思うんですよね」


〜〜〜〜そんなにされてるんですか?〜〜〜〜


兵「そうだよ。でも、私が髪型を変えちゃったらさ、『ベリーショートって言っても、兵藤ゆきまではいかないでしょ?』『ていうか、今って兵藤ゆき、実はそんな髪型にしてないよ』ってなったらさ、会話止まっちゃうじゃん?」


〜〜〜〜え、え、え!ちょ、ちょっと待ってください。じゃあ、もしかして、その髪型は、兵藤ゆきさんがいつまでも、髪型のモデルケースとして、例として出されやすいように、やってるってことですか?〜〜〜〜


兵「そうなのよ。やっぱさ、夢を壊したくないじゃん。あんまり、人のこと言いたくないけどさ、スキマスイッチとかさ、アフロの子いるじゃん。せっかくアフロの髪型のことを『スキマスイッチじゃあるまいし!』とかたとえに出されたりしてて、それが日本全国にささやかな便利さとささやかなユーモアを与えてたと思うんだよ。
でも、今、アフロじゃないっていう状況が、なんとも悲しいよね」


〜〜〜〜そ、そうなんですかねえ〜〜〜〜

兵「そりゃそうだよ。アロハシャツ着てて、顔がわりと平べったくて、ハンチング被ってる男を見たら、とりあえずなんてたとえる?」


〜〜〜〜「BEGINみたいやな」って言いますかね〜〜〜〜


兵「でしょ?それがさ、もしBEGINのボーカルの比嘉さんがさ、普段は剣士のカッコしてたらさ、このたとえ使ってる人が恥をかくわけじゃん。やっぱりさ、いつ見ても同じカッコしてることで、夢を与えたいんだよ」

〜〜〜〜あー、なんだかわかってきました〜〜〜〜


兵「わかるわけがねえっ!!(激昂する)」


〜〜〜〜え?(汗)ええ〜(汗)〜〜〜〜


兵「わかるわけないんだよ!わたし自身がわかってないんだよ!わたしだって、夢を与えてる自信ないんだよ!別に!でも、なんとなく、同じ髪型し続けて、たとえとして、安定して使える奴だっていうことが、自分の使命なのかなと、思って、いつも寝る前に、『ほんまに、それ必要?髪型変えても誰も傷つかないよ?』ってもう一人の自分がささやくんだよ!そのささやきが消えるまで眠れねーんだよ?

なのに、なんでアンタが、わかるのさ!」


〜〜〜〜す、すいません〜〜〜〜


兵「いいよ、もう。ごめんね。当たっちゃって」


〜〜〜〜いえ、そこまで迷いながらも、続けていくモチベーションというのは、何かありますでしょうか?〜〜〜〜


兵「もう仲間の存在だよね。わたしがさ、“髪型を絶対に変えない芸能人クラブ”【HYO-DO】を設立してから、たくさんの芸能人が入ってくれたんだよね。黒柳徹子さんとか、井手らっきょさんとか、葉加瀬太郎さんとか、えなりかずきとか、ホントにたくさんの有名人が入ってくれたのよ」


〜〜〜〜そ、そんな団体を作ったんですか?〜〜〜〜


兵「そうなのよ。一時は亀田三兄弟も入ってたけど、『メリットがない。年会費だけが減っていく』って言って、脱退しちゃったの」


〜〜〜〜ちなみに、年会費っておいくらぐらい?〜〜〜〜


兵「そんなに高くないんだけどね。年会費は5万円かな。それで集めたお金で、みんなで旅行に行ったりするし。でも、髪型が変わらない芸能人だけで3泊4日の旅行に行っててさ。その旅行の終わりに、突然、亀田興毅くんが、言い出したわけ。『なんか、髪型が同じまま変わらずにいる芸能人ばっかりで旅行してるのに、一般の人にその共通点、見抜かれないまま旅行終わりそうですよね。これって、やっぱり世間はどうでもいいと思ってるんじゃないでしょうか?』って。
その発言をきっかけに、なんか、大量に辞めちゃって」


〜〜〜〜そんなことがあったんですね〜〜〜〜

兵「うん。今や、わたしだけになっちゃったの」

〜〜〜〜それは寂しいですね〜〜〜〜


兵「あ、終電があるから行くね!バイバーイ!」


〜〜〜〜あ、今日はありがとうございましたぁ!〜〜〜〜

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