組織は「ピラミッド型」から「キャンプファイア型」へ

ぼくのいる会社では、常々、組織のあるべき姿は
「ピラミッド型」ではなく、「逆ピラミッド型!」と言われてきた。

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その背景には、「偉いのは、本社にいる幹部ではなく、現場で働くメンバーだ!」という文化を浸透させようとする狙いがあったようだ。

組織の形は会社や業種業態によっていろいろ適切な形があるとおもうので、正解はないとおもう。

だが、個人的には、会社組織の実態は「誰が偉い」とか「上とか下」という高低のあるものではなく、広がりのある「円形」のようなものだと感じていた。

こういう考えは、一般的ではないんだろうなとずっと思っていたが、ついに同じ見解をもつひとに出会えた。

まずは、よくあるピラミッド型の組織図を俯瞰して見て見よう!

通常のピラミッド型組織図

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本来の組織図・・・↑を上から見ると↓こうなる

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そうです!

このようにピラミッド型の組織図を真上からみると、そこには役職が何であれ、そこに高低の関係はなくなるのです。これこそが本来の組織であると。

そして、ピラミッド型組織は、もはや時代に適していないと指摘します。

・情報を集めるためにも、伝えるためにも場所と時間とコストがかかった
・ピラミッド式の組織図は、情報を集約する仕組み
・だからホウレンソウが大切
・ハブとして、マネジャーが配置された
・すべての情報を吸い上げた上層部は、意思決定ができた

このような背景のもとに出来上がった「階層組織」はインターネットの浸透によって崩壊し、いまや組織は「ピラミッド型」から「キャンプファイヤー型」へ移っているというのだ。

「キャンプファイヤー型」とは、下図のようにあちこちで大小様々なプロジェクトが同時に走り、メンバーも入り乱れ仕事が進んでいく形態だ。

実際、ぼくがいる会社でもこのような形態が確実に増えている。

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オンライン、クラウド上で情報やデータを共有できるツール、チャット、WEB会議システムなどにおけるIT環境の変化が、一人の上司に情報を集めて判断してもらわないと進まなかった時代=組織体系を崩壊させてしまったとも言える。

そして、このキャンプファイヤー型の組織の誕生によって、意思決定のプロセスが複雑化し、もはやピラミッド型ではカバーしきれないというのです。

この新しい組織体系である「キャンプファイヤー型」の特徴として、一番おもしろいのは、ピラミッド型にあった「100%の忠誠心」の欠落だということ。

「キャンプファイヤー型」では、歌う人もいれば踊る人もいるし、出たり入ったりする人もいれば、片足だけ残している人もいます。

焚き火を中心として、その距離感は人それぞれ。「100人100通り」の距離感が存在するのです。

わりとすぐにだれとでも仲良くなって同僚とまるで友人のように接する人。仕事は仕事、プライベートはプライベートと切り分け一定の距離を保ちつづける人。
人それぞれ。

そして、メンバーそれぞれが心地いいと思える距離感を保つことが、他者への尊重であり、あるべき「信頼関係」です。

どんどん変化していく「組織」。いや〜おもしろい。

今日の振り返り

■AM6:00 起床、わんこの散歩
■AM6:30 腕立て、腹筋、プロテインを飲んで朝食。

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■AM7:00 仕事開始
役員向け報告資料の数字チェック。関係各所への数字裏付け確認。

■PM12:00 昼休憩

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■PM13:00 仕事再開
所属組織の週次会議。各種プロジェクトの進捗定例会議などで、18時まですべて潰れる。

■PM18:00 一旦仕事終了
和風ハンバーグ

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■PM19:00 仕事再開
日中、ほぼ手をつけられなかったメール処理。明日の仕事をちょっとでも進めておくと、気持ちが楽になる。

■PM21:00 仕事終了

今日もありがとうございました。

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