『あの日、こんなことを考えていた』

『あの日、こんなことを考えていた』

著者:菅井友香

出版社:日経BP

発行年:2021年5月11日

--------------------------------------------------------

 本書は、「日経エンタテイメント!」にて、櫻坂46(元・欅坂46)のキャプテンである菅井さんが連載しているものをまとめた本です。2018年~2020年の分が収録されています。連載が始まったのが、欅坂46の6thシングル『ガラスを割れ!』から7thシングル『アンビバレント』の間の時期だそうです。3年前懐かしい……。そして、コロナ禍のなかでのラストライブ前までの気持ちが綴られています。ライトな在宅ファン寄りの私ですが、この連載の存在を知らず、本書が発売するというニュースを知ったとき、まあまあ恥ずかしい気持ちになりました。また、菅井さんが出演しているラジオもあまり聴いていません……。だから(?)、本書を通して、菅井さんのパーソナルな部分やその時々に考えていたことなどが(少しでも)分かったような気がして本当に良かったです。また、本書の後半で「デビュー4周年記念 生配信!」についても書かれていて、そういえば家のパソコンでしっかり見ていたことを思い出しました。菅井さんが配信に手間取っているのを見て、ほっこりした気持ちになったような気が記憶があります。それと、本書の最初の方で、菅井さんが現メンバー一人ずつにメッセージを送っています。これが読めるだけでも、本書を買った価値が何倍もあるなと思いました。菅井さんがキャプテンで良かったと、今回また再確認できましたし、この先も何回も感じることだと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?