『ダークナイト』
【ネタバラシしておりません】
『ダークナイト』
著者:バード・スパイサー
訳者:菱山美穂
出版社:論創社
発行年:2016年4月30日
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以下、あらすじ。
1940年代のアメリカ ニュージャージー州 /私立探偵カーニー・ワイルドに宗教者の捜索依頼が舞い込む
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本書は、1950年度エドガー賞最優秀処女長編賞候補作品だそうです。
私が好きな「私立探偵小説」の型で物語が進むので、何だか読んでいて心地が良かったです。私立探偵のカーニー・ワイルドのキャラも、読み進めているうちに思ったより悪くないなと感じました。人捜しの依頼を受けてから展開が一つ二つあるのは、お決まりといえばお決まりですが、飽きさせない努力が伺えました。依頼先で出会う魅力的な娘や、何だかんだ探偵と共にする警部補も、お決まりといえばお決まりですが、私は嫌いではないので気にしません。
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