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『BRODY 2023年2月号』

『BRODY 2023年2月号』
出版社:白夜書房
発行年:2023年2月22日


 本誌の【特集】が「櫻坂46“第二章”開幕 5thシングル『桜月』47P総力特集」ということで買いました。

■守屋麗奈さんインタビュー「涙の軌跡。」
 ベタな話にはなりますが、守屋さんは新二期生のなかで一番常識人だという印象を最初にもったのですが、徐々に紛うことなき個性を発揮していき存在感が高まっていました。だから、5thで守屋さんがセンターをはることを知ったとき、「すごい!」と「むべなるかな」という思いが一気に出てきました。
 MV撮影のお話が読めて良かったです。

■『桜月』徹底解剖
・TAKAHIROさん
  みんな大好きTAKAHIRO先生。先生のお言葉を聞くと(読むと)いつもハッとさせられます。熱量が高い。TAKAHIRO先生の『桜月』観を読んで、この楽曲についての理解が一層深まりました。もっと行間を読み取りたくなってきます。また、次のようなお言葉を読んで、グッときました。

櫻坂46の曲は「時間」と「愛情」と「人間」から切り離せないと思います。過去を振り返ることがいいのか、未来だけを見ることがいいのか。そこはいろんな解があると思いますが、時が流れていることだけは事実です。Buddiesのみなさんの一つひとつのMVへの答えを一緒に感じたいです。

 そして三期生についての言及もありました。「高い理想のジレンマ」ですか。情熱をもっている方々をみて感化はされていますが、日々を振り返ると何だか情けなくなってくる……。

・金野恵利香さん
『桜月』のMV監督です。ほぼ同い年の方でした。すごい……。それはそれとして、今回のMVのテーマが「審美眼」ということで、興味深く読むことができました。自分たちで考察するのも楽しいですが、監督自らの解説はやはり貴重です。MV撮影や守屋さんなどについてお話されています。最後の方にも書かれていますが、次は〈バキバキでカッコいい曲調〉のMVも手掛けてほしいと思いました。

・安田晃大さん(KEE FACTORY)
『桜月』のアートディレクションを手掛けた方です。謎に包まれている方。このインタビューで「図形楽譜」という存在を知りました。知らない世界。

・遠山大輔さん(グランジ)
 この方も熱量が高いのでインタビューはいつも読んでいて楽しいです。今回もそうでした。ナスカ好きは健在です。といいますか、インタビューしている西廣さんも熱量が高い。相乗効果。

■5thシングル『桜月』メンバーアンケート
 一人一人の文章が読めて嬉しいです。特に、大沼さんのアンケートが好きです。大沼さんといえば(「SAKURA BANASHI」や「そこさく」の5thシングルのヒット祈願などで描かれる)守屋さんの関係性に心打たれます。そんな大沼さんもテレビ(クイズ番組やコント番組)の露出が増えたりラジオのメインパーソナリティーに抜擢されたり沼ソングの発表の場が増えていったり……メキメキと活躍の場を広げていっているので頼もしい限りです。周囲に焦らず遠藤さんは遠藤さんのペースで坂道を駆け上がってほしいとも思いました。

■大園玲さんインタビュー「心音」
 櫻エイト入り、『桜月』、『cool』でのセンター、守屋さんとの関係性、欅から櫻への変遷、今後のグループの方向性について……等、濃い内容でした。ここでは言及されていませんが、写真集も発売するので勢いがすごいあります。運営から推されている感じが見受けられます。
 大園さんは地頭が良い印象がありますし、(新二期生全体に言えることですが)研修生時代を乗り越えてきたハングリーさも兼ね備えているので、さらなる活躍が楽しみな一人です。

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