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『このミステリーがすごい!2019年版』

『このミステリーがすごい!2019年版』

編著者:『このミステリーがすごい!』編集部
出版社:宝島社
発行年:2018年12月25日

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 2018年にタイムスリップです。
 1位 『それまでの明日』原尞/早川書房
 2位 『ベルリンは晴れているか』深緑野分/筑摩書房
 3位 『錆びた滑車』若竹七海/文春文庫
 沢崎シリーズの新作『それまでの明日』は、刊行記念のイベントに行くくらい楽しみに待っていた作品でした。懐かしい。

○[スペシャルインタビュー]乃木坂46高山一実さん
 いまとなっては元乃木坂46の高山さんは、湊かなえさんのファンだということは周知の事実でした。むしろ、このインタビューで連城三紀彦や横溝正史なども読んでいると初めて知りました。好感がもてます……という上から目線はやめた方が良いですね。あと、高山さんは小説の執筆も挑戦していて、多忙を極めた活動のなかで行っていたので本当にすごいと思いました。
○[特別座談会]4人の作家が振り返る平成という時代
 有栖川有栖さん、桜庭一樹さん、深町秋生さん、天祢涼さんによる座談会です。
○キング・オブ・キングス
〈30周年記念企画 過去30年の歴代1位作品から、真の王者を決定する!〉という企画です。個人的には、『火車』(20周年ベスト・オブ・ベスト)か『私が殺した少女』(1989年1位)になります。『生ける屍の死』は、まだ読んでいません……。

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