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【雑記】櫻坂46「新参者 LIVE at THEATER MILANO Za」10公演目あれこれ(あるいは三期生の決意に満ちた千秋楽)

櫻坂46「新参者 LIVE at THEATER MILANO Za」
2023年12月2日(土) 開演18:00~
【リピート配信】12月5日(火) 20:00~
「東急歌舞伎町タワー」内の劇場「THEATER MILANO-Za」


 千葉の潮風の影響だと思いたくないですが、若干体調が良くなかったです。だから、冷静に諸々確認して大丈夫だと判断してから、新宿へ行きました。テレビのニュースで知ってはいましたが、東急歌舞伎町タワーに行くのは今回が初めてでした。新宿こわい。建物高い……!

東急歌舞伎町タワー

 SCRAPの東京ミステリーサーカスも、この建物のそばにありました。そこも今回初めて見ました。大学生のときにSCRAP主催のリアル脱出ゲームによく行っていた身としては、2017年にオープンした東京ミステリーサーカスの建屋を6年越しに認知したことにすごい羞恥を覚えました。
 その場からさっと離れて、ココイチ(カレーハウスCoCo壱番屋)に飛び込みました。腹ごなし。私が入店してから精算するまで、ずっとレジの前に座っている女性がいる……。テイクアウト? でも違うような感じがする……
 で、良い感じの時間になったので、東急歌舞伎町タワーに戻りました。エスカレーターで昇った先には、ニュースで見たことあるネオンネオンしている横丁的スタイルの飲み屋が広がっていました。さすがに土曜日だからか、お客さんもたくさんいました。それを横目に、ひたすらエスカレーターで上に行きました。

電子看板

 ここでも、しっかりと身体検査等受けました。いつもお疲れ様です。そうだ、今回は別途ドリンク代があった……と思い、申し訳なさそうに小銭をスタッフにお渡ししました。無事に入場。ドリンクより先にグッズ売り場だと考え、そのままグッズ売り場の列へ直行しました。メンバーフラッグもありました。うまく写真撮れませんでした。グッズは、ぐーっと考えた末に、的野美青さんのクリアファイル(¥600)と新参者推しメンマフラータオル(¥2,100)を購入。

メンバーフラッグ①
メンバーフラッグ②

 せっかくなのでドリンクも。5、6種類くらいありました。もちろんアルコール類はありませんでした。私はお水にしました。ドリンクホルダーも頂けました。少し嬉しい。
 お手洗いを済ませて、席に。会場に入ってまず思ったのは、SNSでも言及されていましたが、確かに舞台と客席が他の会場と比べて近いような印象を受けました。今回は、1階のR2扉方面の席でした。ここでも十分ステージが近く感じました。(後でネットで確認したところ、〈1公演キャパが900名〉だったようです。すごい当選倍率だったんだなあ。)

 開演!
 これからの盛り上がりを確信させる「Overture」。「夏の近道」と「Anthem time」で既にクライマックスかのような盛り上がり方。楽曲の強さを感じました。配信で観て良いなあと思っていた的野さんセンターの「思ったよりも寂しくない」。ラップがんばれ!と心のなかで応援しました。会場全体がオレンジ色になったのもキレイでした。山下さんからの煽りで始まった「それが愛なのね」、これも盛り上がる!  「Microscope」 や「偶然の答え」のパフォーマンスを久しぶりに見ていいなあと。村井さんセンターの「ブルームーンキス」は反則級でした。「五月雨よ」と「Nobody’s fault」は、どちらもおもてなし会でセンターをはった、山下さんと村井さんが続投。運営の采配とはいえ、両者揺るがない。強いです。
 的野さんセンターの「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」、糸をつかったパフォーマンスでなかなか手からはずれないアクシデントをハラハラと応援していました。見た感じだと冷静に対処していたので、すごい度胸……と思いました。あとのMCの時間で、そのアクシデントについて「人生ですね…!」とコメントしていて、さすがっす! と感嘆しました。「半信半疑」、センターの村山さん表現力?がすごかったです。
 そして、「静寂の暴力」。会場のペンライトが(全部かは分かりませんが)消え、舞台上だけの明かりのみで三期生がパフォーマンスするという、櫻坂46のライブでは初めての光景を目の当たりにしました。そして、山下さんのあの口上も結構な間があり、なかなかの緊張感でした。とにかく圧巻……。現地で経験できて、良かったです。
 その余韻をふきとばす「流れ弾」。そのセンターが遠藤さんであることは、すでにX(旧Twitter)で知ってしまったので、そういう驚きは今回できませんでしたが、それはそれとして。えんりこちゃんの「流れ弾」、かっこいい! もっとかっこよくなると思うと愉しみしかありません。
 石森さんセンターの「BAN」! 好きです!! 石森さんのあの口上を聞くと、いつも体がビビッとなります。感情がのっかっている分、くらってしまいます……。(なんとなく、バックスライブの大沼さんの「BAN」を改めて観たくなってきました。あのインパクトもすごかったなあ。)
 そこからの、「マモリビト」。初めて楽曲を聴いたときはファンびいきとはいえ良い歌詞だなあと思っていましたが、小島さんが代表して三期生としての決意を聴いてから、あのパフォーマンスを観ると、何倍も心にしみてきます。一つの劇や……。

 アンコール。「さくらざかー」からの「ふぉーてぃーしっくす」か「さんきせい」問題。それはさておき、会場のキャパが関係するとはいえ声が大きかったような気がしました。私も体調がちょいと良くないとはいえ、ここで声を出さねば精神で勝手に頑張りました。
 アンコールは中嶋さんセンターの「Buddies」、そして会場が一面のサクラピンクに染まった「櫻坂の詩」。その2曲を聴いて、大団円だなあ……と感慨にふけようとしたのですが。
 また、アンコールの声が。
 そうか、千秋楽だからダブルアンコールの可能性があったのか。
 私も負けじと声を出しました。

 ダブルアンコール、すごかったです。
 欅坂46時代の「語るなら未来を・・・」を披露した時のあの会場のどよめき、今でも覚えています。見事にくらいました。配信大好き勢ですが、あの感じは現地にいないと味わえないので、本当に来れて良かったと強く思いました。

 公演後、帰り道の私「ふー(櫻曲で十二分に盛り上がった。そこに、ダブルアンコールで欅時代の「語るなら未来を・・・」を披露するというサプライズ。このぐちゃぐちゃした感情をどうすべきか。ひとまず冷静になろう)」
 帰宅後の私「えんりこちゃんの『流れ弾』、すごいかっこよかった。バックスライブも楽しみ!」

 そんなこんなで、リピート配信もしっかりと観ました。「静寂の暴力」からの「流れ弾」「BAN」、そして「マモリビト」という緩急がやっぱりえぐいなと思いました。(若者言葉はあまり使いたくないですが、そのときの気持ちとしては「えぐい」としか言いようがありませんでした。)「語るなら未来を・・・」は会場で追いきれなかった部分を補填する形で見入ってしまいました。
 最後の三期生の姿、全員かっこよかったです。

 ある程度落ち着いてきてSNSを見ていた時、なるほどなと思う考えを書いている方がいました。ざっくり言いますと、今回の「新参者」は、櫻坂46の一員になるための「通過儀礼」だったのではないかということらしいです。特に「櫻坂46」として加入した三期生が欅坂46時代の楽曲をやる意味合いを考えると、なかなか深くて重いことになるような気がしました。「語るなら未来を・・・」は、単にサプライズ的演出ではなく、一期・二期生が経験してきた「欅坂46」を、その歴史を、三期生が追体験するという意味で、すごい大事な時間だったのではないでしょうか。
 と、外野から勝手に妄想して一人合点するとある日の夜でした。

 とにもかくにも、三期生全員で10公演駆け抜けることができて、本当に良かったです。すごい良いものを観させて頂きました。明日の活力になりました。ありがとうございました!!


〇櫻坂46三期生「新参者―」全10公演完遂|BUBKA WEB (ブブカ ウェブ)

〇櫻坂46三期生『新参者―』公演、ダブルアンコールは欅坂46時代の楽曲「語るなら未来を…」|BUBKA WEB (ブブカ ウェブ)


01.夏の近道
02.Anthem time
03.思ったよりも寂しくない(C:的野)
04.それが愛なのね (C:山下)
05.Microscope (C:石森)
06.偶然の答え(C:谷口)
07.ブルームーンキス(C:村井)
08.五月雨よ(C:山下)
09.Nobody’s fault(C:村井)
10.なぜ 恋をして来なかったんだろう?(C:的野)
11.半信半疑(C:村山)
12.静寂の暴力
13.流れ弾(C:遠藤)
14.BAN(C:石森)
15.マモリビト
【アンコール】
16.Buddies(C:中嶋)
17.櫻坂の詩
【ダブルアンコール】
18.語るなら未来を・・・(C:山下)

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