『兇人邸の殺人』

【ネタバラシしておりません】

『兇人邸の殺人』

著者：今村昌弘

出版社：東京創元社

発行年：2021年7月30日

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　そういえば新刊を読んでいないなーということで、本書を読むことにしました。三省堂書店で買ったサイン本です。『兇人邸の殺人』は、『屍人荘の殺人』『魔眼の匣の殺人』に続くシリーズ３作目です。〈“廃墟テーマパーク“にそびえる奇怪な屋敷。深夜侵入した葉村と比留子を異形が襲う。〉という超簡潔なあらすじを読むだけで、すごいわくわくしてきます。今回はどんな設定なのか……という楽しみを味わいつつ、それを軸にした本格ミステリ的遊戯を十分堪能することができました。（ああ、ネタバラシしたい……。）おもしろい離れ業が何個もあって、おもしろかったです。満足だ！