マカオ風景録、その2 8 白央篤司 2019年5月29日 10:14 マカオ政府観光局のキャンペーンの一環で、現地からあれこれ発信するひとりに選んでいただけました。マカオといえばギャンブルだけど、私は賭け事に興味なし。ですが、すっかりマカオにハマりました。まち歩き、楽しいんですよ。街角スナップ集・第2弾です。ここは加思欄花園という公園、清掃のおばちゃんがかぶっている笠がかわいくて、思わず一枚。園内では早、サルスベリが咲いていましたよ。 「一流品」って看板、分かりやすいですね。マカオを歩いてると不思議な懐かしさを各所で覚えました。このあたりは35年ぐらい前の沖縄歩いてるような気持ちになったなあ。 東望洋新街という通り。この先には小さな果物専門店、インド系のミニストア、不動産会社、浄水器の代理店(っぽいところ)などがありましたね。食堂もちらほら。とにかくそこら中に食堂があって、いつも誰かが軽食や喫茶を楽しんでいる感じ。 ビルの改修作業、足場が竹で思わず撮影。その後も建物の改修作業など、多くのスポットで竹の足場を目にしました。 急な雨も多いんですけど、雨よけのついてる建物が多くてけっこう濡れずに歩けましたね。 先の東望洋新街をちょっと曲がったあたり。友人の旅ライターのかたにマカオについて出発前あれこれうかがったんですが、「とにかく路地を入って探検するのが楽しいよ」とおっしゃっていましたね。まさにまさに。マカオのこういったアパート、画一化されてなくて、柵の意匠もいろいろ、カラフルな洗濯物があったり植木があったり、眺めて飽きません。治安もかなりよかった。 このビルの感じ、好きだったなー。暮らしのリアリティが迫ってくるよう。あの窓の向こうのひとつひとつ、きょうの夕飯はなんだろうか。 右上のベランダ、バラの感じが素敵でした。どんなひとが育てているんだろう。見上げてばかりでしたね、マカオ旅。なかなか目的地に着けませんでした。 このときね、いい風が吹いたんですよ。 みんなどんどん自分流にリノベやらしちゃうんですかね。柵のない家もある。柵の模様がまたそれぞれで。蚊除けとか、どんな工夫をしているんだろうな。 マカオは坂道も多いんですが、こんなふうにエスカレーター付きの歩道も多くて、まち歩きが楽でしたよ。 これ学校なんです。写真だとそうでもないけど、朝の8時台は送りの親御さんと子供たちでいっぱい。朝、ちょっと面倒そうな顔、眠そうな顔で学校に向かう子供の表情は全国どこでも同じですね。 加思欄花園にあった塔。なんという建築様式なのだろう。 大富豪桑拿ってどんな意味かと思ったら、桑拿ってサウナって意味らしいです。 マカオのポスト。 林立するアパートメントの隙間から見える風景がまた印象的でした。 午前中の早い時間は土砂降りだったけど、青空が出てきてうれしかったですねえ。この日は夕焼けも見られたんですよ。 好きだったアパートメント、その1 その2 その3.こんな写真ばっかり撮ってます。飽きないんだもの。 ああ、晴れた! 左がグランド・リスボアという有名なカジノホテルで、マカオ半島のランドマークのひとつ。蓮の花をイメージしたデザインだそうです。夜のネオンがまたすごいんだ。 ここも表情あったなあ。イタリアにいったときも住宅街の洗濯物がすごく印象的だった。とにかく雨季は乾かないからか、ずっと干しっぱなしなのかな。ひょっとしたら干してないところは乾燥機導入済みなのかも。 黄色いお店はアイスクリーム屋さん、入らず後悔しているお店がたくさんあるんですが、そのうちの一軒です。私が歩いたときはまだやっていなかった。 この分かれ道のところもいい表情でしたねえ。 うん、このアパートメントもよかった。すみません、似たようなのばかりで。第3弾に続きます。 8 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート