学生キャリアセミナー実施しました!

イベント概要

おはようございます。一新会の加藤です。10月15日(土)の13:30-16:00で中央大学キャリアセンター、中央大学・年次支部協議会、そして一新会協働で「キャリア形成を考える会」を現役生向けに実施しました。

イベントを通じて、いくつかの反省がありましたが中でも””単発”のキャリアイベントを通じて、学生が素敵な同年代とつながる機会を提供するのが本当の価値な気がする”という考えについて、本報告レポートでは主に取り上げていこうかと思います!

当日はキャリア形成を考えるセッション、OBOGの体験談、個別の相談会の3段構成で実施し、10名強の学生に対して30代で複数の転職を経験された方、ご家庭をお持ちの方6名が登壇しました。

当日のスケジュール
13:30~16:00頃のタイムスケジュール(予定)
13:30~13:40 本日の登壇社会人の自己紹介ほか
13:40~14:00 キャリア構築の考え方を知る
14:00~14:30 実際どのようにキャリアを構築してきたか、社会人の考えを聞く
14:40~15:55頃 個別相談会(20~25分×3セットを想定:学生が登壇社会人に質問できる)
16:00頃 終了予定

一新会から登壇した加藤は「キャリア形成の考え方」なるものを紹介する機会をいただき、大先輩の前で「キャリアとは?」から「こうやって考えるといいんじゃない?」という内容を恥ずかしながら20分かけてお話しいたしました。

気になる方はこちらから詳細を!笑

イベントからの学び

本イベントからの学びを以下にご紹介します。

  • ”休憩”を設けると、かなり離脱する・・・

文章の通り、イベントの合間に5分休憩を挟んだら、半数以上が離脱しました。。。続くセッションの価値を伝えきれなかったという反省は残りますが、そもそも「休憩=一旦、退出」としている学生が少なくないことに驚きました。というのも、社会人イベントでは「休憩=画面OFF、マイクOFF」なだけであり、退出することではなかったためそこにギャップがあるとはという感じでした。

  • ”単発”のキャリアイベントを通じて、学生が素敵な同年代とつながる機会を提供するのが本当の価値な気がする

何回か単発の学生向けキャリアイベントを実施してきましたが、正直、学生であろうと、1、2時間で”一人の大人の悩み・人の悩み”を解決しようなんてものはあまりに烏滸がましい話だなと痛感しました。メンターのように複数回にわたって、支援するものなら話は別ですが・・・

イベント企画にはそれなりの時間を費やし、”学生にとって価値あるものは?”という視点でよく考えますが、前提として”社会人ができる範囲で”という前提を置きがちです。その時点で、本質的に”学生、正確には悩みを持つ一人の大人に価値あるものを届けたい”という命題には、表面的にしか応えられない状態になってしまう感じがしています。

そんな観点から始まると、どこかで必ず「どうやったら企画者側は価値を届けられたと感じられるか」という議論が始まり、望む望まずとも「OBOGの満足感」に心なしかシフトしていきがちだなと感じております。定量的に評価されない環境で、少しの事前準備で、人に経験談を話して、ありがたがってもらえる貴重な機会ですから、それはそれでいいもんだと割り切ってもいます!!

ただその中でも、学生への直接の聞き取り、OBOG側の振り返りを通じて今回は「キャリアイベントなるものの本当の価値は”頑張りたい!と思っている同年代が繋がる、志を共にする仲間?と出会う機会”の提供なんだろうな」というイベントの価値の整理ができました。

なるほど、先輩方が〜塾やら選抜コミュニティやらを作る理由というものの本質をようやく見た気がしています。就活に始まり、その後のキャリアを歩む中で定期的にお互いに振り返りを行う仲は作ろうと思って作れるもんじゃない貴重な関係性ですから、そこには学生時代にとどまらない長期的な価値を提供できる魅力があると思いました。

自分にはそこまでコミットする体力はありませんが、この知識は一新会に還元し、メンバー間で活かしていければなと思っています。

企画者のプロフィール:加藤英樹(かとう・ひでき)

1994年生まれ、東京都練馬区生まれ。地元の小中学校を卒業後、中央大学の附属校系列の高校に進学したのち、中大の総合政策学部で5年(うち1年のアメリカ留学)を過ごし、2022年で社会人5年目(コンサル会社からフィンテック業界)になります。
一新会は会長の谷村くんと一緒に立ち上げ、これまでにメンバー間の懇親会、現役生への留学相談、他の卒業生組織・同窓会や大学組織と協働でキャリアセミナーを実施してきました。

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