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やっぱりキラキラしたい医学生 ~116回医師国家試験の結果報告を添えて~
※おことわり※
今回の記事は特に荒削りです。誤解を招く表現が含まれているかもしれないですが、いま思っていることをとにかく全部吐き出しました。
時間をかけてゆっくり推敲しますので、わたしのイヤな部分をみたくないとう人は是非お戻りください。こんな記事とかオススメします!
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はじめに
こんにちは。先週は医師国家試験の合格発表がありました。
改めて書かなくていいかなー、と思ったのですけど・・・
一応いろいろ記事を出しているくせに”音沙汰なし”では
😐「実は落ちたのでは?」😐
と思われてもよくないかなー? だし、記事として残しておきます。
※いままでの記事には反映してます!
無事に合格しました
――これからも何か残せたらいいなー、と思っています。
多くのフォロー、本当にありがとうございます!!
スキをもらえるだけでも、書いてよかったと心から嬉しくなります!
――これから先、思い上がったことをいうと思います。
一時の感情に強く動かされて、いろいろな立場の人がいることを思いやらずに発言をすることもあるでしょう。(※ないように気をつけます。)
が、たとえ医師免許があっても所詮は2X歳の”こども”の戯言です。
それでも、読んでくれている方に何かプラスになるものを残したい
そう思って書いています。SNSが普及してきて、医学部をはじめとする閉鎖社会の実態はだいぶ分かるようになってきたとは思います。
ですが、SNSで見えるものだけを信じていると間違えることがあります。
キラキラしているものって、
――本当に美しいですよね。
――見ていて落ち着くし、気持ちがいいですよね。
――そんなふうになってみたいですよね。
でも、わたしはあえてしつこく言い続けます。
■そのキラキラは本当にキラキラですか?
だれでも、その人なりにキラキラしていると思うのです。
それをわざわざ何でbrandishする必要があるのでしょうか。
※こんなかんじで何でも英語使いたがる人いますよねσ(^◇^;)
いきなり本題に入ります。
――自分をできるだけ大きく見せたい、輝いているところをみてほしい
――医学生としての自分を使ってお金を稼ぎたい
それは、医学生ひいては人間の自己顕示欲と物欲によるものでしょう。
なので仕方ありませんし、わたしもそうです。有料記事こそ書かないことにしましたけど、お金が欲しくない人間なんて絶対に存在しませんからね。
さて、医師国家試験に戻ります。
■わざわざ点数なんか出さなくていいですよね?
医師国家試験は順位で合否が決まる試験ではありません。合格していれば、300点の人も200点の人も何も変わりません。まったく同じです。
でも各種SNSをのぞけば、みんな点数を惜しげもく見せますよね。
そして大抵は、軒並み合格点を遙かに超えているんです。
「言ってるそばから、あなたも!!」
と言われたら返す言葉もないんですけど、ちょっと言わせてください。
「底辺のわたしが3ヶ月で医師国家試験に合格!!」
とか
「みんなのおかげで●●点を取れました!!」
そういうのではないですからね?
■わたしはわたしのことだけ考えて勉強しました。
絶対に落ちてはいけない試験だから、絶対に落ちないように勉強しました。
絶対に落ちない と、 高得点を取る の意味は違います。
落ちないために勉強したら、結果的に合格点を大きく超えてしまった と、
SNSで高い合格点を自慢(卑下)するために勉強した とは違いますよね?
※医学生の生態をよく分からない方は、このマガジンをオススメ★
医師国家試験自体のお話は、今まで散々やってきたのでもうしません。
ひとつこの場でいうなら、「誰もが成功する勉強法なんか存在しません。」
わたしが「絶対に落ちない」のと、あなたが「絶対に落ちない」のは別!
※post-OSCEとかの話がちょっとだけ残ってるからそれだけはするかもです
これ以上は蛇足かもしれないですけど、わたしは一つの成功体験だけにこだわりつづけるのはイヤな人です。
もちろん経験を活かしてnoteで色々な記事を書いてきてますが、別にバラ色の成功体験で自分を飾りたいというつもりはありません。
■自分を飾らないようにこだわる理由
自分を飾ろうと考えていない、あるいは飾らないように意識している。
そんな人がなんでわざわざ時間をかけてnoteに文章を綴るのでしょうか。
※それでもやっぱり飾っている、と思われれば…
ごめんなさい。今後も精進します。
――あとで見返したときに、じぶんの生き方を見直すことができる道具
という話は以前にもしたと思います。
というか、ひとの成功体験って、読んでて疲れませんか――?
わたしだけ?
その人と同じようにやったって大体はうまく行きませんからね――?
だって、あなたはあなただからです。
あなたはわたしじゃないですし、わたしもあなたじゃないですから。
そんなこといいつつなぜ色々書き続けるのかといえば、読んでくれる人の「材料」になったらいいなー、とも思っているからです。
SNSを彷徨っていて、こういうことをいっている人がいたのであればたぶん私がここまで過激に色々書くことはなかったんだと思います。
■情報収集で感じた「違和感」
でも、わたし自身低学年の頃に医学部の情報をSNSで集めていくなかで偏りを感じたのは事実です。
「そこじゃないんだよね・・・」と思うことが何度もありました。ポリクリ(病院実習)が始まる前、本当に不安で不安でネットの海を彷徨ったこともありましたが、わたしが安心できるような情報は見つかりませんでした。
※当時のわたし目線です。実はあったのかもしれません。
でも、世の中色々な人がいて、わたしと同じくらい”余計な”ことをあれこれ考えて不安になる医学生だっていると思うんですよね。
でも、そういう人たちがキラキラした情報ばかりみると「所詮わたしなんて…」となってしまうのではないでしょうか。
だから、「あんなこと言ってる人もいたけど、”こんなこと”言ってる人もいたっけなあ・・・」と選択肢を広げること。
それが、これを読んでくれる人たちにわたしができることだと思います。
あなたが「違和感」を感じたら
「キラキラしてないって言うけど、この人もキラキラしてるじゃん!!」
「やっぱりわたしが欲しい情報なんて見つからないよ!!!」
そう思う人がもしいてくれたのなら、それはとても素晴らしいことです!!
ぜひ、それを伝えてみてください!!
noteでもYouTubeでも、ブログでも本当に何でもいいと思います。
「ほかで探しても見つからない情報」って、いまは全く見向きもされないかもしれないけど、いつの日か必ず見てくれる人がいますから。
そうやって「なんか違う」と考える人たちが意見を発信していけばいくほど「材料」がたくさんあつまります。そういう意味ではキラキラ医学生だって悪いものでは決してありませんよね。それだけになるのは微妙ですけど。
――たくさん「材料」があれば、好きなように「料理」できます。
でも「材料」がカップラーメンだけなら?
どこをどんなに探しても、出てくるのはカップラーメン・・・
カップラーメンは美味しいけど、それだけだったら飽きませんか?
カレーとかスパゲティとかも作って食べたいと思いませんか?
というかケーキとかアイスとかも欲しくなりますよね?
おわりに
思い立って一息で書き上げてしまいました。何か書こうと思うと全然指が動かないのに、こういうときだけは一気に吐き出してしまうところは悪い癖だと思っています。
いろいろ突っ込みどころが多いと思います。それは当然承知してます。
ですけど、100%正しい考え方なんか存在しないと思います。
そうなると「100%正しい考え方が存在しない」という考え方も怪しいです。最近よのなかを見ていると、「世の中はいろいろな考え方がある」という考え方そのものが既に観念にとらわれていると考えるときもあります。
――頭がこんがらがってきますよねσ(^◇^;)
わたし自身は国家試験を題材にしたバラ色の成功体験記を書くつもりはありません。キラキラさせようと思えばいくらでもキラキラできますけどね。
終わったことをいつまでも振り返っていてはこれからに身が入りません!!
10年後、20年後のわたしは、いまのわたしを何と思うのでしょう?
「若かったなあ」と省察するのか、「案外そうだよね」とか思うのか…
そんなことを考えながら、この記事を終えます。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
2022/03/25:初版
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