MtGオリジナルカードデザイン⑥

白鳳さんは任意の他色でレアの土地対策になるクリーチャーをデザインしてください。

《大爆発の魔道士》のことかな?
おとなしく土地対策をしようとして土地破壊の方向に行くのはあまりスマートではない。それでは、違う方向を検討してみよう。

土地というものは現代社会の我々でもイメージしやすい、共通の認識があるカードだ。インスタントやソーサリーはなかなか現実において想像しがたいし、クリーチャーもスリヴァーなんかはなんなんだこいつは…?となる。まあ、現実には襲ってくるたびに大きくなる山峡は無いわけだが、それでも想像がしやすいことは確かだ。

現実で土地に関すること…というと、不動産登記が思い浮かぶ。そうだ、相手が新たな土地を出すたびにこのクリーチャーに「登記」してもらおう。
そういった法的管轄はオルゾフかアゾリウスだが、徴税とは異なったデザインにしたいので青白カラーに。土地を見回っているクリーチャーだろうから飛行を持たせて……。

というわけでできたカードがこれだ!

《アゾリウスの土地登記官/Azorius Land Registrar》(青)(白)
クリーチャー - 人間・ウィザード
飛行
対戦相手1人のコントロール下で基本でない土地が1枚戦場に出るたび、アゾリウスの土地登記官の上に+1/+1カウンターを1つ置く。
1/1

対戦相手の多色や特殊な効果を持った土地を咎めるデザインだ!フェッチショックで2回誘発!タルモゴイフもびっくりだ。しかもそれが空から殴ってくる。先出しできれば極めて恐ろしいクリーチャーだ(ちなみに基本土地を含めなかったのはパスや幽霊街とのコンボを防ぐためである)。

だが素のスタッツは貧弱、土地セットからスタック稲妻で焼ける(フェッチでも、フェッチセット→誘発スタック上でフェッチ起動→フェッチ解決してショックイン→誘発が2つ積まれている上から《稲妻》)、タルモゴイフと比べて後出しが弱いというところでよいバランスに仕上がったのではないだろうか?人間デッキで暴れそうな気はするが、まあよしとしよう!

それではまた他のカードでお会いしよう!

この記事はMtGオリジナルカードデザイン Advent Calendarの記事です。他の記事もよろしくお願いします。

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