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水やりのキホン

水やりのキホンのキ

水やりのキホンは、しっかりと土が乾いてから、たっぷりと水をあげることです。

鉢の底から水が出てくるまで、しっかりと与えます。

時間帯は朝がベスト。朝に水やりをしておくと、日中に過度に乾燥することを防ぐことができます。

夏は朝夕に様子を見て、乾燥していれば夕方にも水をあげるようにしましょう。

冬は日中の水やりを徹底します。夕方以降に水やりをしてしまうと、夜間に温度が下がり土が凍結し、植物が傷む原因となりますので注意してください。

白昼堂々. では、水をはったバケツやボウルなどの容器に、鉢全体を沈めて漬けることをおすすめしています。

① ボウルやバケツに水をはります。

② 肥料を与えるときは、液肥を規定倍率になるように入れ、かき混ぜます。

③ 鉢全体をゆっくり沈めて、1分ほど漬け込みます。土が流れ出ないよう注意します。

④ 容器から出して、底から水が出なくなるまでしっかり水切りをします。

⑤ 元の場所に戻します。蒸れないよう、風通しに気を遣いましょう。

水やりは、「乾いてからたっぷり与える」というところがコツですが、なかなか判別がつきにくく、難しく感じることも。鉢の重さで判断する、などの方法もありますが、簡単に水やりのタイミングがわかる水やりチェッカーを活用するのがおすすめです。

腰水

「腰水」とは、水やりの方法の一つです。水やりの手間を和らげたり、長期外出の際に有効な手法です。

① 水を入れる容器を用意します。鉢の半分ほどの高さがあれば、浅いもので構いません。複数の鉢を入れる場合は、少し広めのサイズにしましょう。

② 容器の中に鉢を並べて、鉢の1/3ほどの高さまで水を入れます。このまましばらく置いておくことで、鉢の底からゆっくりと水を吸い上げ、全体にじわりと行きわたります。

③ 2 〜 3日であればそのまま置いておいて問題ありません。長い期間にわたり鉢を腰水で管理する場合には、こまめに水を入れ替えて悪くならないよう気を遣います。

目安として、春 / 秋は 3 〜 4日、夏は 2 〜 3 日、冬は 1週間ほど腰水で管理することができます。しかし、それ以上になるとこまめな水替えが必要になり、また根腐れのリスクが大きくなってきますので、注意が必要です。

水やりをするときの注意点

水やりをするときに、手にハンドクリームがついていたり、容器に少しでも洗剤が付着していると、植物が傷んでしまいます。特に苔やシダ植物には致命傷になり、枯れや変色の原因となりますのでご注意ください。

水道水はそのまま使用できますが、水を容器にためて1日ほど日光にさらし、カルキを抜くと植物に優しい水になります。


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