#10:それはそれとしてうだうだはする(30分日記)

 やりたいことが大量にあるのにnoteのこの日記に一日一時間以上かけているのはどうなんだ。日記くらい30分で書きたいぜ。と打っている間にお湯をこぼして、作業台と使おうとしたタイマーが濡れた。何だぁ~? 時間かけて書けっていう思し召しか?
 30分で日記を書こうの会は強行します。

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 時間は有限だし、しかもその限りがどこにあるのかがわからないということが辛いところだ。加えて限りある時間を全て自分の思うように使って良いわけではなくて、時間を犠牲にしてお金を得なければならないし、生活もしなければならないし、大事な書類も作成しなければならないし、そのために色々調べたり頭を悩ませたりもしなければならない。やりたいこととやりたくないことと、やってもいいけどもうちょっと簡単にならないか? ということでいっぱいいっぱいだ。

 やらなきゃいけないことに向き合う時間は必要。だけどそれに取り組むまでに「やりたくねぇ~」ってうだうだする時間、めちゃくちゃ無駄だし、うだうだしている間に余計なことを始めちゃったりして、後で自己嫌悪に陥ることの何と多いことか。
 無駄だってわかっているのに始められない。始めれば終わると知っているのに、何だろう、始めたらもうそれにかかりっきりになっちゃうじゃん! と思って、逃避している。結局はやらなきゃいけないんだから、「やる時間」だけで済ませれば良いものを。「やる時間」+「うだうだする時間」で結果、所要時間がとんでもないことになる。おまけで後悔もついてくる。あ~あ。
 やりたいことでも、結構大掛かりなことになると、わりとうだうだしがちだ。うだうだというか、そわそわして短時間で済む雑務をまずはこなし始める。

 気持ちを構えすぎなのかもしれない。

 ゲームをはじめからプレイし始めるとき、私の中で心理的抵抗がすごいのと同じ理由な気がしている。何も最後までぶっ通しでやれって言うわけじゃないんだし、途中でやめても、ある程度期間が空いても構いやしないのに、何となく始めたが最後、クリアまで毎日毎日プレイしなければいけないという強迫観念にかられてしまうのだ。他にもやりたいこと、やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、このゲームに日々を消費してしまって良いのかと、逡巡する自分がいる。途中で投げ出しては“いけない”から、ちゃんと余裕があるときにやらなくちゃ、と。――思いこそすれ、まあドラクエⅡも時間が空いたし、剣盾だって最初のジム戦前で数年置いたという実績があります。ホライゾンゼロに至ってはチュートリアルで教わった操作方法を全忘れしている。ああだからこそ、操作方法やゲームの感覚を忘れないうちにバッとクリアしなきゃ、という気に駆られているのかも。
 感覚を忘れる。
 物事を進めるにあたって、そうやって手探りで正解なのか間違っているのかわからないまま進めていくのが、負担でもある。前どうしたっけな? と首をひねりながら進めるので、もどかしい。だから忘れないうちに一気に済ませてしまいたい。
 だけどよく考えたら、特にゲームなんか、今どき検索すれば自分も知らない便利な方法、ごまんと出て来るもんな。自分の記憶に頼らなくても良い、そういう便利な社会に生きている。
 むしろ自己流に慣れたままじゃなくて、一回忘れて他人の知恵を借りた方が、上手くいくことも多い。先人は偉大だ。この世の知恵、学問、研究をはじめとした全てが、過去に生きた人たちの積み重ねだ。その恩恵に預かり続けている。ありがとうございます。

 んで偉大な先輩諸氏、やりたいことをとっとと始めるにはどうしたら良いですか? やる気を出す方法はありますか?
 私の恩師は言いました。さっきも書いたけど、「始めれば終わる」。
 誰かも言っていました。「やる気があるから始めるんじゃなくて、始めるとやる気が出るんだよ」。
 手をつけなければ永遠に進捗はゼロ。手をつければ意外と簡単かもしれない。
 はい。御託は良いからさっさと始めろっつーことですね。気を構えて二の足を踏めずにいても無駄だから飛び込んでしまえと。そうですね。そうですよね。はい。ありがとうございました。

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 以上30分日記でした。当初の予定では「やりたいことはやりたいが、だらける時間もないとそれはそれできついので頑張りすぎないようにしたいね」という結びになる予定でした。全然違う話になっちゃったし話の流れも飛び飛びだし。まあこういうこともある。
 AIの話に繋げても良かったな。

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