#11:デジタルへの憧れとアナログの身体
ペン入れもしたい! 動画も見たい! ついでにネームも切りたい! ということで、昨日は30分でしたが今日は15分日記です。短い時間で言いたいことを言う。頭の回転を速くする。訓練だね。と打っている間にも15分のタイマーは進んでいます。そういや昨日お湯をこぼしたけど、このタイマー、何不自由なく使えるな。すご。えらい。
久々に漫画の下書きをしたんですが、線の感じは何とか衰えてなくて(まあ漫画こそ描いていなかったけど推しの絵を一週間ひたすら描いていた時期があった)、ほっとしたのも束の間、手首の疲れが今までよりも早い。やば。何がしかの筋が衰えている~。
筆圧は元々強い方で、シャー芯を1ストロークに1回折れるせいで進まないわ芯の減りは早いわで暴れるくらいではあったんだけど、今回シャー芯はほぼほぼ折れなかった。筆圧が弱くなったのかな。それともアタリの段階では大人の鉛(2mm芯)を使っていたからだろうか。わからないけど、そんなにガッチガチに力を入れて描いてはいないはずなのに、4時間くらいで手が疲れた。早い。
10時間くらいはぶっ続けで描けていたんだけどなあ。
ていうか以前は1Pにつき30分くらいで下書きが出来ていたのに、何だかここ1年間くらい1Pに1時間はかかるようになっちゃったね。今までが雑過ぎたって言うのもあるけど、丁寧に描いているわりに線が正確じゃないのも確か。
一発で描きたい線――じゃないか。納得の行く線が描けたらいいのにな。アタリをつけた段階だと良く見えるんだけど、細部を詰めていくと何だか気に入らなくなることもあって、そういう時は一から描き直す。
資料が足りていないというのも、実力も足りていないというのももちろんある。だけど一から描き直す度に「やっぱデジタルの方が修正楽だよな~」と思ったりする。
ペン入れしてからはスキャンして、吹き出し・枠線やトーン作業はデジタルでやっている。だからこそ、線画の修正の楽さを知っているのだ。正面顔もらくちんらくちん。そんな左右対称の顔の人間なんていないよ……というもう一人の自分の呟きはここでは一旦無視。
どうして完全デジタルに移行しないのかって、
・目が大変疲れる
・デジタルの線が気に入らない
・デジタルで下書きすると印刷時のサイズ感覚がまだ掴みにくい
というのが主な理由。
下二つは対処法がある気がするな。設定と、実際に描いて印刷してみるのと。一番上は……眼鏡洗浄機買う……? あと関係ないけど良い椅子が欲しい。
アナログだと修正・調整に時間がかかるし、スキャンして一括読み込みしてというひと手間が増えるし(とはいえメディバン→クリスタEXに切り替えてから大分楽になった、ストーリーエディターとオートアクションの為にお金払ったと言っても過言ではない、フォントは不便だけど)、スキャナのゴミはつくし、原稿用紙は邪魔だしお金かかるし、何かあんま良いことない気がしてきたな。
でも下書きなりペン入れなりで遅延や硬直がないのはとても良い。描くとき、多分私の筆圧が高めのわりに筆運びが早いしワンストロークが長いので、そういうのもあるのか何かデジタルだと線画描写にすごいストレスを感じるときがある。ちょんちょんちょんって描きたいときとかも何か変になるし。も~。
以上、結局20分が経ちました。アナログの線が好きだけど、スキャンしてレベル補正してガビガビになるのもどうにかしたい。みんなどれくらいで調整しているんだ?
あとアナログで描き残す理由はもう一つあって、描いた絵をすぐ見たいんだよね。アナログだとすぐ見れる。PC開いてファイル捜してとか、そういうの、読み込み遅れたらだるいし。
ペン入れするぞ~!(そして加筆修正などしていると、開始から30分が経過しているのであった。)