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コーディネーター・アラジンのブログ  #5 クロスカントリー

Cross-country skiing


この時期、体育の授業で、生徒たちは、クロスカントリースキーで学校から雪で覆われた田畑を抜けて、往復3キロ余りを歩きます。50分の授業でこなすので、本格的なバックカントリーの気分は味わえないですが、「こんなとこ歩いていいの?」「雪があればどこでも行けるね」と解放感を満喫。
平地の多い北欧では、こうした「歩くスキー」が発達して、人々の生活の一部になっているそうですが、起伏に富んだ豪雪地の日本では、昔は「かんじき」で歩くのが一般的。

私は一度だけ、先輩の大先生に連れられ、この板を借りて、岩岳山頂から西の谷を降りましたが、転倒ばっかりで、一緒に行ったみなさんにご迷惑をおかけしました。またチャンスがあればリベンジしたいと思っています。スキーでひたすら滑ることだけを楽しむのと違って、冬の森は遠くまで見通しが効くので、冬の樹木や動物の足跡を楽しみながら静かな森を歩くのは格別です。


何ですかね、この足跡は?

職員室でも、自分もやってみたいと何人もの先生がおっしゃっていましたね。一度、大人向けの体験会でも企画したいですね。

ちなみに白馬村にはオリンピックでも使われたクロスカントリー専用の競技場(スノーハープ)や、落倉高原バックカントリーフィールドなどがあります。