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コーディネーター・アラジンのブログ #49 校内の春の草花(1)

spring flowers


校内で見られる春の草花(1)

「名もなき草らあはこの世にないき。人がその名を知らんだけじゃ。名を知らんだけじゃなく毒があるか薬があるか、その草の力を知らん。どんな草やち同じ草らあ、ひとっつもない! 一人一人みんなあ違う! 生きる力を持っちゅう!」

萬太郎の演説(NHK朝ドラより)

「らんまん」の主人公の萬太郎の演説のように、草にも名前があります。
自然がいっぱいのこの白馬で、身近な生物にも興味を持ち、その名を知りたいと思える心を育てたいですね。

愛の反対は、憎しみではありません。それは、「無関心」。愛することは関心を持つことから始まります。

さて、この時期、白馬村でもあちこちでスイセンが咲いていて、目だっていますが、よくよく見れば、もっともっと素晴らしい草花たちが、あちこちで咲き始めています。
実は、白馬高校の校内にも高山や里山でしか見られないような草花も一杯あるんですよ。

2023年4月25日に、学校の正門脇すぐのところに咲いているのは、カタクリです。駐車場の脇でもあるので、生徒たちにも先生方にも案外知られていないのが残念です。

カタクリは「白馬村の花」で、村内のマンホールにも描かれています。

白馬村のマンホール

また、イカリソウエンレイソウ、ラショウモンカズラが咲いています。

イカリソウ
エンレイソウ。漢字で書くと延齢草。
ラショウモンカズラ。ちょっとピントが外れてしまった(-_-;)

また弓なりの枝に白い花をぶら下げた、アマドコロもかわいいですね。

スズランに少し似ているアマドコロ

足元の、ウスバサイシンも根もとに珍しい花をつけています。

根元に花をつけています。

上に目をやると、中庭のブナの木が芽吹いています。このブナの新葉は、いっぱい毛が生えていてかわいいです。

ブナの新葉

校内の春の草花はつづきます。