オタク女史、不動産を買う

吾輩はオタクである。

主にヅカオタ、Kドルオタであり、歌舞伎観劇も嗜むモノだ。

コロナ禍で、何が変わったかというと…

現場がない!!!

宝塚観劇は3月に雪組ワンス以来、Kドルはかなり前なので忘れた、歌舞伎は…昨年12月かな?
現場がありません。
毎週観劇(ひどい時は毎日観劇)、週に一度はオタクたちと集うという日常が失われ、毎日オタクたちとLINEしてたのも失われつつある…

ひたすら我が子と遊び、職場復帰し(吾輩は少し前まで育休中だったのである)慣れない仕事をし始め(色々仕事を忘れていたため)、週末はオタ活せず家で過ごしたり、少しドライブしたり。
オタクからは遠ざかり、家にいる時間が増えて断捨離なんかを始める始末。

暇過ぎて、近所で話題の新築マンションのモデルルームに行ってみたところ、衝撃が走った吾輩。

「ここに住んだら幸せだろうな…キッチンも好みだし、ベランダも広いから休日はここで朝ごはんできるな。ここに住みたい!!」

自宅は仕事の都合、そして会社セレクトで住んでいるオンボロ団地。
「すげー古いなぁ…お化け屋敷みたいだな」と思っていたが、オタ活が忙しくて気にしてなかった。広いし、家賃安いし。

モデルルームは全然違っていて(当たり前だ)、吾輩は思ってしまったのである。

「もうそこそこの年齢だ。ちゃんと自分で選んだ家に住んだ方が良いかもしれない…」

オタ活も良いが、現場のないオタクは自宅に篭るばかり。それがお化け屋敷では困るのである。
満足感は低く、何のために働いてるのか分からないし、何かしら物悲しい気持ちになるというもんだ。

くしくも、コロナ禍のタイミングで家賃もアップした。(天海さん、そんなことある?)
コロナで賃料減免なんて聞くが正反対の流れである。
現場はない!家賃は上がる!将来また上がる!(らしい)
これはまずいとオタク女史、動き始めたのである。

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