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ハコニワ観光局の生まれた理由

創作サークル、ハコニワ観光局が生まれた理由。それは「居場所が欲しい」でした。

かまってちゃんに聞こえますし、実際に他の方との交流はとても嬉しいことに間違いはありませんが、ここでいう居場所とは「自分を自分で否定しないでいられるトコロ」でした。

※注意!
結構な自分語りです。
有用な情報はないかと思いますので、自分語りが苦手な方はご遠慮いただいたほうが良いかもしれません。

サークル紹介

こんにちは、ハコニワ観光局の外です。

当サークルは外が空想した幻想世界「イェプリア」をこの世界へ具現化するための創作団体です。活動は2017年の11月くらい・・・? から行っています。

団体、といっても局員(観光局を名乗っているため、サークルメンバーを局員と言っています)は私1人です。局員の募集は行っていませんし、局長もいません。

空想世界を実際にこの世へ呼び出すためなら、創作の分野を縛ることなく自由にやっています。地図を描いたり、ジオラマを作ったり、ボードゲームを作ったり。今まで1番力を入れてきたことはボードゲームの制作ですね。

「イェプリアの風景を紹介する」という信念のもと、2つのボードゲームを頒布してきました。回る遺跡7彩の競り市です。パッケージアートを描いていただいた先生方のご助力もあり、夢想した風景を形にできたと思っています。

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回る遺跡 -ボドゲーマ-

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7彩の競り市 -ボドゲーマ-

生まれた理由

なぜそんなに空想世界を具現化することに力を注いでいるかというと、自分のことを自分で否定せずにいられる居場所が欲しかったからでした。

私はよく自分自身のことを否定しています。

『お前は何をやってもダメだ、できるふりをしているバカだ、こんなこともできないんだね、お前のやってることなんか他人ならすぐできる、生きている意味はない』

そんな言葉らが自分の中からよく聞こえてきます。
覚えている限り、誰にもそんなことを言われたことはありません。

それがもう辛いんですよね。自身の否定が休むことなく続く。
それから逃げるために行っていたことは「小説を読む」「ファンタジー映画を見る」「ゲームをする」でした。

中学生から大学生になるまで、栗本薫先生のグイン・サーガに夢中になり、聖剣伝説レジェンドオブマナやFF9の幻想的でもの悲しい世界に入り浸り、ロード・オブ・ザ・リングやホビットを何度も何度も観てきました。

それぞれについて深いところまで知識はありませんのでニワカと言われればそれまでですが、これらに触れているときは夢中で自分を否定する暇などありませんでした。私を守ってくれるどころか広い広い世界へ連れて行ってくれて気持ちを上向けてくれる、今までもこれからも私を救ってくれる大切な存在です。

社会人になってからはそれらに触れられる時間が減ってしまい、仕事でも悩むことが多くて、自分を否定する時間が増えました。そんなとき、お布団に入りながら思ったんですよね。

「寝る前にちょっとだけでいいから、あの大好きな幻想世界を自分でも創造して見て歩こう。そしたら否定しなくていいかもしれない」

これがはじまりのはじまりでした。
神さまを創り、神話を作り、語り継ぐ民を作り、民の住む都市を作り、都市と都市をつなぐ道を作り、道の前後左右に広がる風景を作り-

そこからしばらくは空想するだけでいたのですが、そのうち空想したことを忘れるのが嫌でメモをしだし、実際に空想した風景が見たくて仕方なくなりました。

何者にもなれず、何者でもないものが、自身の空想を頭の中から出すには恥ずかしさも大いにありましたが、それを乗り越えるくらいに空想世界をこの目で見たくて見たくてどうしようもなくて、手を動かし始めたのが2017年11月頃です(もう少し早かったかもですが、よく覚えていません)。

これがハコニワ観光局の生まれた瞬間です。

当サークルが生まれた理由を書き出してみるとなんとも残念ですね。
まあ、でも、こんな走り出し方をしたサークルがあってもいいでしょう。たぶん。わかりません。

これから

ただただ自分の空想世界を現実にしたいというところから始まった活動ですが、たくさんの方のご協力を得られたおかげで2つの風景をボードゲームを通じてみることができました。本当に感謝しております。ありがとうございます。

当サークルはボードゲーム制作にこだわっているわけではないので、それ以外の創作もしていきたいなと思っています。

もっともっと広い地図を描きたいし、ジオラマも作りたいし、衣服も作ってみたいし、宝飾品も作ってみたいです。風景画を描くことは1度諦めてしまいましたが、もう1回挑戦してみるのもよいかもしれません。

作っているときはそれに没頭できて、空想世界と会話できているような気さえします。作るのは大変ですが、間違いなく癒やしでもあります。

作りたいもので作れそうであれば何でも作ってみたいなと思います。


読んでいただきありがとうございました。
次からは何かしら情報のあることをかければなと思います。


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