読書会 2024.5.11 課題作:砂の女
今年は安部公房さん、生誕100周年ということで
今回は安部公房「砂の女」を課題本に読書会を開催しました。
8名定員の中6名の予約いただきましたが、1人キャンセルになったので、5名で開催しました。
【課題本:安部公房/砂の女】
今回は「砂の女」で開催しました。
砂の女といえば、岸田今日子さん。
映画版もしっかり見たわけではないのですが、なんとなくちょっとエロそうな話という印象があったのですが、読んでみるとそういうわけでもなく。
同じような印象を持っていた参加者さんもいたようです。
舞台となる時代や、国を選ばないから、登場人物の名前が「マシュー」だったらフランス文学のようでもあるし、「デビッド」だったら英米文学みたいでもある。みたいな感想を聞いて、なるほど。と思いました。
あと、読んでるうちに口のなかが砂でじゃりじゃりしてくる気がする。
というのも面白かったです。
理系っぽいという感想がありつつ、意外と読みやすくて、思いのほか難しい小説じゃなかったようで、今回はよくわからなかったという反応は少なくて、ここはこういう解釈なのかな?と考えやすい小説なのかな。という感じでした。
次回:5月12日 15時から 源氏物語読書会 「賢木」~「明石」
まだ空きがありますので、飛び込み参加も大歓迎です。
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