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読書会 2024.01.28 テーマ:嘘

なかなか開催できず…。お申込みいただいた方には申し訳ないです。
人数が少なく、開催できなかったのですが、ご紹介予定の本の話を聞いたらなかなか面白かったので、参加予定者様たちのご用意いただいた本の紹介だけさせていただきたいと思います。


3名から開催ということにしているのですが、今回2人ご予約いただきました。2人なら私も参加して3人として開催するかどうか、迷ったのですが。
中止にしてしまって、申し訳ないです。

【紹介される予定だった本】

①その約束「嘘」か「真」か。
「走れメロス/太宰治」

②おもしろい「お話」で生き延びる。
「千夜一夜物語」

③「それは嘘だよ」という「嘘」?
「TRICK 「朝鮮人虐殺」をなかったことにしたい人たち」


【店主の「嘘」の本】

■恋愛に嘘はつきもの
「イニシエーション・ラブ/乾くるみ」

■虚実入り混じる(フェイク?)エッセイ
「小生物語/乙一」



「走れメロス」と「千夜一夜物語」は人間不信の王様に「誠実さ」とか「真」を示す話を「嘘」というテーマに持ってくるというのが面白いなと思いました。(「千夜一夜物語」は途中の「お話」は作り話(嘘)ということかもしれませんが。)
「TRICK」は近代史の「それは嘘だよ」という説を「嘘だよ」という本なのかな?近代史はまだ近いので、何が本当って判明しやすいのかもしれませんが、歴史の何が正しいって、年々変わっていて、自分が子供のころに教えてもらった歴史が今は全然違う内容になってたり。
歴史以外でも、いろいろある情報の中で何が「嘘」で何が「本当」か見極めるのって難しいですよね。

私の「嘘」本については、捻りなく、どちらもエンタメ嘘の本ですが。
人によって「嘘」でイメージすることって全然違うんだなぁ。
と興味深く思いました。
また、そのうち「嘘」のテーマで読書会やりたいです

次回:2月は読書会はお休みです。
3月2日(土) 課題本読書会:九段理江「東京都同情塔」
で、開催予定です。

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