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PC Building Simulatorをプレイしました

タイトル通りのゲーム、PC Building Simulatorをプレイしたのでご紹介。
随分前から持ってはいたのですが、ふと思い立ってプレイし始めてみたらどっぷりハマってしまいました。

PC Building Simulatorはその名の通りPCの組み立てが楽しめるシミュレータ系のゲームです。実在するパーツメーカーと提携しており、様々なメーカーのパーツを組み合わせて自分好みのPC構築ができます。本作は2019年に正式リリースされたゲームであるため、登場するパーツもその頃のパーツになっています。

基本となるキャリアモードでは、プレイヤーは小さなPC修理ショップの店員として様々な依頼を引き受けてこなしていく事となります。
依頼は毎日メールで3通程度届き、最初のうちはPC内部の清掃やウイルスチェックなど簡単な作業依頼ばかり舞い込んできますが、実績を積み評価が上がっていくにつれて故障したPCパーツの交換や新規にPCを組み立てる依頼などが増えてきます。
また、依頼の中には同一の依頼人から何回か連続して依頼がくることもあります。メールの内容からプロゲーマーを目指す子供や新人動画配信者など、依頼人のバックストーリーが読み取れたりするため、そういった楽しみもあります。

故障したパーツの交換については、あらかじめ故障箇所が分かっている場合もあれば、故障箇所の特定から行わなければいけない場合もあります。
電源スイッチを操作してもうんともすんともいわない、電源は入るが画面が映らない、普通に起動できるがベンチマークソフトなど負荷がかかると動作が止まってしまうなど、なかなか現実に即した状況が再現されているため、ちょっとしたPCの仕組みの勉強にもなります。

新規にPCを組み立てる依頼については予算をはじめとする依頼人の要望を満たしてさえいれば、かなり自由にパーツの選定を行う事ができます。

かなり個性的なPCケース
CPU水冷に加えてLED内蔵ファンも満載

PCの組み立てに関しても現実に即した内容になっており、CPUとマザーボードのソケットを合わせなくてはいけなかったり、PCケース内に物理的に入らないサイズのパーツは組み合わせられない、メモリとCPUクーラーの干渉など、現実の自作PCでも気をつけないといけないポイントが再現されていて面白いです。

簡易水冷のCPUクーラーではなく本格的な水冷パーツを組み込んだり、CPUやGPUのオーバークロックを行う事もできるため、ある程度PC組み立ての知識がある人も楽しめると思います。

PCの仕組みに興味がある人、自作PCに挑戦したいけれどなかなか踏ん切りがつかない人、(リアルな)資金を気にせず自分好みのPCを組み上げたい人など、幅広く楽しめるゲームだと思います。
近々続編となるPC Building Simulator 2がEpic Gamesからリリースされるようです。近年の最新パーツを扱いたい場合はそちらの発売にも注目かもしれませんね。

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