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Little Big Workshopをプレイしました

Dyson Sphere Programが一区切りつきそうなタイミングで友人に紹介されたこのゲーム、ぱっと見で面白そうだなと思いつつ、近々予約していたゲームの発売日が迫っているのでプレイをためらっていたのですが結局プレイしました。面白いです。

Little Big Workshopは中小規模の工場経営シミュレーションゲームです。
Steamでは2019年に発売されていましたが、つい先日PS4とSwitchでも発売されました。

基本的なゲームの流れとしては、市場を見て作る製品を決め、製品計画(各種部品の材料や工程)を立て、従業員が計画に従って製品を組み立て、出荷して利益を上げるという事を繰り返し、稼いだ資金で従業員を増やしたり工場を拡大(レイアウトを変更したり、新たな制作機械を購入)させていくことになります。

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市場には需要と価格があり、1サイクル48時間の周期で変動していきます。
当然価格の高い製品の方が儲かる可能性はありますが、需要が低い製品を大量生産しても全てを売りきれずに在庫を抱えることになってしまいます。

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製品計画はこのような画面になります。ひとつの製品を作るのに結構細かく工程が分かれていて、戸棚の取ってを金属製にするか木製にするか、プラスチック製にするかといった選択肢もあります。
素材や部品の作り方によって対応する製作機械が異なるため、自分の工場にある設備で作れるものでなければいけません。
また、耐久性やデザイン性など、求められる品質が複数種類存在し、全てを満たすような素材や部品の構成を考える必要があります。
この製品計画で製造にかかる時間や利益が決まるため、このゲームのかなり重要なポイントになるのではないでしょうか。

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計画を立てたらあとは従業員がせっせと働く様子を眺めるだけです。
このゲーム、工場経営といってもテーブルの上のおもちゃが動いているような描写なので、ただ眺めているだけでも面白いです。
ちなみにこの従業員たちは24時間働き続けます。休憩こそしますが睡眠は必要ありません。
従業員には製品を作ることができるオペレーターと、物を運ぶことに特化した運送業者という種類があります。できるだけオペレーターにはものづくりに専念してもらって、出来上がった部品や製品は運送業者に運んでもらった方が全体の効率は上がります。工場内のレイアウトや導線の作り方が重要になります。

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工場を俯瞰するとこのような感じです。製作機械の近くや足元に何かが置いてあると、従業員は気をつけて歩くので移動速度が落ち、転びやすくなります。そういった事を避けるために広めの通路を確保したり、製作機械の近くに素材や部品の保管場所を用意してオペレーターがあちこち歩き回らなくても済むようにレイアウトすると良いです。

時々ミニゲームイベントが発生して、ネズミ退治やカビの除菌などをすることになるのですが、個人的には1度ミニゲームをやったらそれ以上は面倒でしかないなあという印象でした。設定で発生しないようにできるので、気になる方は設定を変えると良いと思います。

利益を上げられるように製品計画を立て、せっせと働く従業員たちを眺め、さらなる利益を求めて工場のレイアウトに頭を悩ませる一連の流れがとても面白いゲームです。この手のゲームにはだいたいあるように、いつでも一時停止できるのでマイペースに楽しむことができます。

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