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おすすめ度★★ 「メモの魔力」美少女と読むビジネス本!

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おすすめ度 ★★
自分の思考力を上げるためのメモの取り方と、その活用方法について書かれた本だよ。
この本を理解することによって、自分が考える道具としてメモを使えるようになるよ。

今日は前田裕二氏の「メモの魔力」について話したいと思う。
まずは、この本をボクなりにまとめると以下のようになるかな。

「①メモを日常的に取ることによって、世の中の出来事から成功のきっかけをもらえるようになる。
②成功のためには自分が何をしたいのかという自己分析を行うことが必要」

〜以下詳細〜
本書は、2つの内容を紹介しているよ。

具体的には
メモの取り方と、メモを取るメリットの紹介
②前田氏が今まで取ってきたメモを元にした自己分析法の紹介
特に、②については就活や転職時にぜひ読んで欲しいな。

①メモの取り方と、メモを取るメリットの紹介

✓メモの取り方について
前田氏の紹介するメモは、ボク達が想像するメモに+αしたものを指すんだ。
普通は「何が起きた」「何を話した」という内容をメモしていると思うんだけど、本書では「ファクト→抽象化→転用」までをメモと読んでいる。

具体例の紹介として、本書で説明されている、前田氏の駅前での弾き語り経験を説明したいと思う。

ファクト:起きた事実をありのままに記載する
・カバー曲を歌うと人がオリジナル曲よりも人が立ち止まる
・立ち止まった人と仲良くなると、お金がもらいやすい

抽象化:ファクトから、他の分野にも使える気づきを考える
・仲良くなるには、双方向性が大事
・人は絆にお金を払う

転用:抽象化を元に、新しい考え方を出す
・双方向性があり、絆が生まれる仕組みをネット上に作る

→前田氏は、この考え方を元に芸能人と双方向性を持ったコミュニケーションができる「SHOWROOM」というサービスを創設したんだ。

✓メモを取るメリットについて
メモを取るメリットとして、下記5つがあるとしているよ

①知的生産性が増す
「ファクト→抽象化→転用」のプロセスによって、今までやり過ごしていたことでも、新しい気づきを得ることができる

②情報獲得の伝導率が増す
→メモする習慣を付けることによって、相手の話を逃さず聞けるようになり、聞き逃しがなくなる

③傾聴能力が増す
→「メモを取る」という前向きに話を聞く態度から、相手がより深い内容まで話してくれる

④構造化能力が増す
→メモを書く際に構造化して記載するようになるので、話を整理する力が増す

⑤言語化能力が増す
→言葉でメモしなければならないので、言葉にする能力が鍛えられる


✓メモを取る際に心掛けること
・抽象化する際には、「WHAT(何を)」「HOW(どんな風に)」「WHY(なぜ)」の視点でものごとを見るようにしよう
・自分の主観に偏りすぎないように、客観的に自分を見れる目を養おう


②前田氏が今まで取ってきたメモを元にした自己分析法の紹介
・「自分が何者か」「何をやりたいのか」を分析することによって、人生で本当にやりたいことが見えてくる
・自分がやりたいこと見つけたら、まずは近い夢を成し遂げた人が何をしたのかを学ぼう
・夢をストーリーにして語れるようになろう。そのためには、具体的な目標設計を行おう

→巻末に自己分析の質問が1000問あるよ。ボクもやってみようと思う。


この本を読んでほしい人
・日常を学びに転換したい人
・就活や転職活動を行っていて、自己分析に悩んでいる人

なぜ読んで欲しいか
・思考を行う方法について、具体的に書かれているため
・圧倒的な量の1000問の質問によって、自己分析を行うことができるため

100文字要約
・事実のみではなく、そこから導き出せる仮説までをメモするべき
・メモを取ることで、理解力が圧倒的に上がる
・自分が何をしたいのかを見つけることが何よりも大事
・やりたいことを言語化し、ストーリーで語れば叶えることができる

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