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函館の棒二森屋が閉店決定後に人気に?!

すでに取り壊し・スーパーへの立て替えが決まっている「函館の棒二森屋」がなぜか人気に。無印良品が入っていた4階はセール品売場になっていました。

函館「棒二森屋」は今頃になって混雑してる?!

この間、取り壊し・立て替えが決まった棒二森屋アネックス館に入ってみると、意外なことに混雑していました。1階の函館スイーツはあいかわらず人気で、ガラガラに空いていた2階(女性向けの雑貨ショップなど)も若い女性客で混みあっていました。

いつもの2倍くらいの人はいたのではないでしょうか? まるで東京の駅ビル「ルミネ」のような混み具合です。

棒二森屋アネックス館3階はセール会場に

無印良品が入っていた4階はアウトドア&スポーツ系のウェアがセール販売されていました。お客はあまりいませんでしたが、フロア全体を使っているため商品数が豊富。この日は春用の上着やズボン、リュックなどが販売されていました。今になって振り返ってみると、なぜ無印良品が退去したあと、有効に使わなかったのか不思議です。

閉店ニュースで知名度がアップ?!

棒二森屋に人が集まるようになったのは、テレビのニュースや新聞で広く伝えられたのが原因かもしれません。それまであまり知られていなかった棒二森屋アネックス館のお店が、皮肉にも知名度をあげることにつながったように思います。おそらく函館の若い人たちは、棒二森屋にどんな店舗が入っているのか、ほとんど知らなかったのではないでしょうか?


ここでふと疑問に思うのは「そもそも棒二森屋(アネックス館を含む)、あるいはそこに入っている店舗はどんな広告をしていたのか」ということです。

若い人たちに向けて、さまざまなSNSサービスで積極的に情報を発信していたのでしょうか? あるいは何らかのイベントを開催して若い人たちを呼び込んでいたのでしょうか? 

結果論になりますが、従来通りの方法でしか「広告」を打てなかったことが不人気ぶりに拍車をかけたように思います。同じ失敗をしないように気をつけたいものですね。



参考:

イオン、函館駅前再開発 棒二森屋を複合施設に  :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28314940Z10C18A3L41000/


函館・棒二森屋複合施設に イオン方針、ホテル・スーパーに建て替え:どうしん電子版(北海道新聞)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/172924


函館の棒二森屋 本当に必要なの? – 函館移住ライフ
http://hakodatelife.com/?p=2028


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