見出し画像

大阪で自動配送ロボットの公道実証を実施します!

こんにちは、Hakobotの大山です。昨年3月に開発した屋外走行可能な新型Hakobaseにて、この1年間近畿大学との共同研究を主にし、屋内外での実証実験を重ねてきました。
その実績を踏まえ、共同研究の集大成となる自動配送ロボットを活用したフードデリバリーサービスの運用実証実験を、3月7日(木)に行います。今回の実証実験では、近大前商店街の飲食店から近畿大学東大阪キャンパスまで、公道を通って自動運転にて昼食の運搬を行います。
※実証実験の詳細は、以下のプレスリリースをご覧ください
https://newscast.jp/news/7611333

1年間の共同研究及び屋内外での実証実験の記録

昨年7月に近畿大学のキャンパス内にて、まず自動運転走行を行うための地図データの取得を実施、同月に取得した地図データを使って自動運転走行での実証実験を開始、夏の炎天下の中実証を重ね、自動運転の細かな制御の調整等を行いました。

近畿大学東大阪キャンパス内の地図データ取得からスタートした実証実験

その後8・9月に自動運転での走行実績を重ね、9月のオープンキャンパスでペットボトルの飲料水を配布する自動運転実証に向けて、細かな走行ルートの確認や運用ルールについての取り決めを行いました。
そのような準備のかいあって、オープンキャンパスでは無事安全に実証実験を行うことができ、来場した学生の方に飲料水を配布することができました。

オープンキャンパスでは荷室部にクーラーボックスを取り付けた機体で運用

11月には、花園中央公園で開催されたHANAZONO EXPOにて、2日間で約8万人が来場した会場の中で、自動運転走行の実証実験を実施しました。
多くの人がいる中での走行となったため、停車することも多かったのですが、今後公道に出て運用を行う上で、自動配送ロボットの走る生活を住民の方々に体験してもらうことができました。

今後の公道運用に向けて自動配送ロボットの認知度向上を図る

近畿大学との大阪での共同研究については以上となります。この運用実績を元に今回公道走行の認可を取り、来る3月7日(木)に実証実験を実施します。
※実証実験の詳細は、以下のプレスリリースをご覧ください
https://newscast.jp/news/7611333

最後に、昨年末行われた国際ロボット展 iREX 2023でのHakobaseのデモ走行のGoPro動画をご覧ください。Hakobaseの特長である小回りのきく四輪操舵で狭い走行ルートを走り、約50kgの荷物を積載して四輪駆動のパワフルな走破性を活かしたデモ走行を行いました。
屋内外のハイブリッド運用が行えるHakobaseの、実際の宅配等の運用をイメージしていただけるデモとなりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?