続々・チバさん

まだミッシェルのメジャーデビューの話にたどり着いてないですが、3ページ目になってしまいました。(続・チバさんチバさん
ちなみに、私はミッシェルのファンってほどではなく、まぁいんじゃないのーくらいの温度感なので、ファンの人が見るとちょっとアレ?と思うことがあると思いますので、ご了承ください。

時は流れ…1996年、遂にメジャーデビューとなったわけでございまして、
たぶんSSTVとかではよく宣伝していたような記憶がありますね。

「世界の終わり」を聞いた時、こんな言い方しちゃ悪いのだが、Ned's Atomic DustbinのKill Your Televisionみたいだなと思った。

ちょうどミッシェルがデビューした時はもうこういうマンチェスターサウンドっていうのかな?こういうのは過去の遺物みたいな扱いになっていたと思う。
ミッシェルが結成された時に全盛だったのかな?

このネッズみたいな演奏の感じにチバの出力大き目のボーカルが乗った感じに聞こえて、へぇ~と思ったけど、ネッズみたいなのでいいのか?と。
ミッシェルの腕の見せ所はまだまだな感じがした。
なんていうか、メジャー感みたいなもの出しちゃったのかな?みたいな。

ところで、このバンドNed's Atomic Dustbinなのだが、不思議なのが下北やロンドンナイト界隈ではとても流行っていたのに、関西出身の人はこのバンドを知らない…という人がちらほらいて、驚いたことがあった。
Ned's Atomic DustbinのTシャツなんて社会現象状態だったように記憶しているのだが、あれば下北だけだったのか?

ギターのコードの推移の仕方とか、きゅーちゃんのドラムパターンがマンチェっぽかったので、なんか意外だなと思った。
もっとDr.Feelgoodなどのパブロックを基本とした感じで、ちょっと激しくした感じで来るのかなと思ってたんだけど、まさか所属レーベルであるUKプロジェクトっぽい感じで来るとは…だったなぁ。

で、民放で見て、まさに売れた!と思ったのはHEY!×3に出た時だったんじゃないかな…。
動画のサムネイルに1998/1/28って書いてありますね…。
この頃になると、なんかミッシェルサウンドが確立された感が出てきて、この先しばらく売れるんだろうなと思った。

チバさんがまっちゃんによーしよしよしとあやされているところ、これ新宿ロフトで見た時もチバさんはこんなしゃべれない加減だったよな…と懐かしく思った。

きゅーちゃんとウエノ先輩が本当はちゃんとしゃべれる人なんだろうけど、この時はまだ遠慮している感じがうかがえる。
硬派なバンドイメージを保ちたかったんだろうか?

この放送を以て、きゅーちゃんの夢というか目標が叶ったんだなと、宣言を聞いていた身として、とても嬉しく思った記憶がある。
つい最近の出来事だと思ったら、25年も前だなんて、信じられないw

この頃私はヴィジュアル系狂いだったため、このHEY!×3は欠かさずチェックしており、公録に行くために毎回ハガキで応募して、当選すると見に行っていた。
バンドのライブシーンを見る方はアーティストのファンクラブを通してで、オープニングとトークを見るのは番組にハガキでの応募だった。
私は当時IT系企業勤めだったため、このハガキっていうアナログ作業がめっちゃ面倒くさく感じていた。
昼休みに諸々の応募やチケットの申し込みで郵便局ばかり行ってるな…という記憶。
しかも、TMCはアクセス悪い場所だし、待ち時間とかめっちゃ長くて大変だったな…。
終わった後のヘトヘト感が今でも忘れられない。

そんな感じで特にファンってわけでもなかったので、ミッシェルの音源を買うことがないで過ごしていたのだが、遂に買ってしまうことになることになりまして。

シングル、G.W.Dのアナログ盤のカップリングで、私が大好きなTHE BOYSのカバーだとのことで、遂に自腹でミッシェルの音源を買ってしまった。(1998年8月1日発売って書いてある)

オリジナルはこちら

その1カ月後に発売された、アウト・ブルーズのカップリングもTHE BOYSのカバーで、こちらはCDシングルだったかな?
たぶんこれも買った気がする。

オリジナルはこちら

残念ながら、ミッシェルがカバーしたものは、私にとってオリジナルは上回りませんでした…。
The Boysが好きすぎて。
チバの声はイギリスのパワーポップっぽいのはちょっと合わなかったのかな。
それを承知でカバーしたってことは、よっぽどThe Boysが好きだったってことなのかなって思っておくとしよう。

今聞くと、録音がROW過ぎて、アメリカのバンドっぽいので、そういうの好きな人もいるだろうから、まぁいいか。

クラウンのボーカルKくんとはTHE BOYSのことを話したかどうかは覚えていないが、好きそうな雰囲気ではあったかな。(Generation XやBuzzcosksあたりは話して、その流れでThe Boys話したかどうかは記憶がない)
きゅーちゃんは当時(1992年)はあまり興味なさげだったような…。
ウエノ先輩は服装がPUNKとか聞かなそうな70年代風の人だったので、鼻からPUNKの話なんぞしていない記憶…。

で、この後、ミッシェル効果でTHE BOYSの国内版CDが発売されたが(輸入盤に帯とライナー付いたやつ)、すでに輸入盤を持ってるのに、歌詞とか翻訳とか付いているかな?と期待して、同じ音源(といってもリマスターはかかってるかな)を再び購入してみたのだが、某Tのバイトくん時代のちょっと後輩のYくんのライナーが追加されていただけで、翻訳が付いて無くてとてもがっかりした記憶がある。
今はWEBの翻訳も進化しているので、翻訳が絶対欲しいとは思わないけど、当時は欲しかったな…。

ミッシェルの思い出はここで終了。
そのあと解散して20年も経っているなんてビビる。

その後、たまにきゅーちゃんのブログは見ているのだが、一番びっくりしたのはヤマジカズヒデと一緒にやっていることだ。
よくもまぁあの偏屈っぽいのとコミュニケーション取れているよなーって思う。
ルースターズが好きという共通点だけでなんとかやれているのだろう。
まぁ2人ともお育ち的なものは似たようなものなのかと思うので、ヤマジの表向き人柄よりもなんとかなっているのかもしれない(笑)。

きゅーちゃんはちゃんとした人なので、アンダーグラウンドな業界より、もうちょっとメジャーなところに行って、サポートドラマーやっていけるんじゃないかなって思っているんだよね…。

残されたメンバーに幸あれ!

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