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帰省ついでTリーグ観戦してみた

帰省したついでに行くことろ無いかなーと検討してみたところ、ちょうどTリーグの新規チームで、地元出身の松平健太選手率いる金沢ポートのホームマッチがあるとのことで、行ってみました。

こんな田舎でチケット代2000円払って卓球の試合を見に行く人がどれくらいいるのだろうか?とちょっと心配していたのですが、なんと1200人ものお客さんが集まり、凄い盛り上がりでして。
前日から地元放送局のニュースでクローズアップ的に取り上げられてました。

私は対戦相手チームの丹羽くんのファンなので、アウェイチーム側の席に座って観戦。。。(ただ席が出入り口に近かっただけなんだけど)

1試合目のダブルスは、マツケンが地元での気負いがあってか、丹羽くんに華麗に逆つかれまくりで、ダブルスが大事とか言ってたのに、手も足も出てなかったな…。
山本選手が小柄なので、似たような動きする2人が組むと、役割分担が明確じゃなくなるので、良いパターンが見えてこなかったかな…。
大柄な五十嵐選手がどちらかと組む方がやりやすい気がするのだが、どうだろう?

選手も審判(地元のシニアの代表選手)も慣れないためか、2試合目の田中佑汰選手(今年初めの全日本選手権で大活躍)とヤン・アン選手の2セット目で、ヤン to serve ラブオールって審判の人が言ってるのに、田中くんからサーブを始めてしまってたが、審判は訂正せずそのまま2セット目まるまる最後まで終えてしまい。
3セット目はどうするんだ?と思ったら、正しく田中くんからまたサーブが始まって、なんとか軌道修正はできたけど、なんか見る側としてはモヤモヤが残る…。
あんなに間違ったまま押し通すなんて、私だけが何か幻を見たのだろうか?
田中くんがミドルを狙われた時に適当なブロック返して(脱力ブロック)、その球に変化がついて相手がミスするというパターンが良かったかな。

3試合目のマツケンはダブルスでイマイチだった分修正できて、吉山くん相手になんとか勝利。
吉山くんは子供の頃は気合入ってた感じだったけど、なんか落ち着いてきたな…。
マツケンのバックサーブがちょい上なのかちょい下なのかわかりにくいので、それが得点源になってたかな。
最近バックサーブがまた流行ってきたのかな?
丹羽くんもバックサーブ多くなってきたし。
昔よりYGとかすごく減ったな…。

4試合目の五十嵐選手は海外選手相手に慣れてないのか、いい試合しているにも関わらず、ちょっとした差で勝ちまで持っていけなかったかな。。。
相手のハオ シュアイ選手は中国の王皓選手みたいな体形で、胸板が厚すぎて腕だけしか動いてないように見えるのに剛速球が来るので、どうもコースが分かりづらい。。。

5試合目は観客としては田中くんと丹羽くん対決を見たかったところだが、4試合目が3セットで完結しているので、体力を余しているハオ選手がそのまま続行という、勝ちにこだわったというか、無駄なことしない組み合わせになりまして。そこは残念だったなぁ。
丹羽君の台上カットブロック見て、ウォーコキニワ~と叫びたかった(アダム・ボブロウさんのようにねw)。

無駄なことしないといえば、岡山リベッツのの白神監督はアドバイスをほとんど通訳兼コーチの人任せっきりで、あまり何も言わないのね…。
白神監督の弟さん(たぶん中大監督で、コーチとして都心のおばさん達にはおなじみ)もちょっとユニークな人なのだが、お兄さんも何かちょっと突き抜けてる人なのかとお見受けしました。兄弟ともにひょうひょうとしているというか。
卓球強い人にひょうひょうとしている人って多いかも。丹羽選手然り。

それにしても会場のすごい沸き具合になんだかしみじみと嬉しさがこみあげてきまして。ここ、金沢だよね?みたいな。
あーもう金沢帰ってこようかなーとさえ思えてきました(笑)。
試合は勝利とはいかなかったけど、大盛況だったというだけで、革命が起きたような気分!

ちなみに、金沢周辺の中学生(たぶんほぼ)は、金沢ポート監督の西東さんが代表を務める卓球専門店の清水スポーツの会長?の清水のおっちゃん(そう呼んでいた)にいつもラバーを変えてもらったり、道具選びしてもらっておりまして。
何で私のラケットが攻撃マンなのに、ディフェンス用だったか、いつか聞きたいと思っているのですが…。
あと、何でバック表だったり粒高だったかも謎に包まれておりまして。(粒はたぶんカットマン対策なのかな、と)
バックが安定していなかったのか、中学生の時のバックハンドが記憶喪失のままで苦しい。。。(でもそこそこ勝てるので、なおさら苦しい)
今はバックはほぼ守備しかできないのに、中学生の記憶では松平健太選手ばりにフルスイングだったんだよな…。あー謎。
あの記憶を呼び戻すにはどうしたらいいんだろうと思いつつ、10年以上の年月が過ぎ。。。

あー金沢帰りたいな、と思った卓球大好きアラフィフおばさんの熱くて暑い夏でした。


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