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医療的ケア児のママのしのはらりかさんが政治にチャレンジするのを応援する理由

2024年7月7日の都知事選と同一日程で実施される都議会議員補欠選挙。品川区から立候補しているしのはらりかさんを応援しています。
その理由はこのnoteに書きました。

今回は、応援する理由の一つ、「医療的ケア児のママが政治に挑戦する」ことに焦点を当てて書いてみます。一言で言えば「やさしくて明るい未来を感じる」からです。

医療的ケア児(医ケア児)とは

医療的ケア児とは、病気や障害で気管切開や胃ろう等をしていて、医療的ケアが日常的に必要な児童のことを言います。全国に2万人いると言われています。

「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」(以下、医療的ケア児支援法)は2021年6月11日に国会で成立、同年6月18日に公布、9月18日施行されました。
すでに3歳になっているしのはらさんのお子さんが生まれた頃は、この法律はありませんでした。
この法律の制定もあって、状況は少しずつ変わってきましたが、
まだまだ、医療的ケアのあるお子さんやそのご家族への支援は圧倒的に不足しています。

お子さんがいる方は、新生児期の頻回授乳から始まり、体調不良で何日も昼夜の看病が必要だったりして、寝不足で辛かった思い出がある方も多いのではないでしょうか。
医療的ケア児はそのような「昼夜関係ない24時間のケア」がずっと必要なことも多く、ご家族には常日頃からかなりのケア負担があります。
またそのケアには医療行為を伴うため、一般の保育園に預けたり、学校に通ったりするのはまだまだ難しい状況です。就労等が困難ですし、大変でも支援を受けにくい現実があります。

しのはらさんのお子さんは、今は保育園に入れたようですが、そこまでの道のりは外部からは分からない苦労の連続だったと思います。

また、医療的ケアの必要なお子さんの体調は安定しないこともあるので、「保育園に入れたからもう大丈夫」とはできないところもあります。

しのはらさんは、桜蔭中高→東大法卒→大手企業勤務、と、超絶優秀で努力家だろうということがよく分かるご経歴です。

そのような方がもし、「生まれてきたお子さんが医療的ケア児だった」という理由だけでキャリアを諦めなくてはならなかったら、それは本当に日本の大損失でした。

しのはらさんはお子さんを預けられたので社会復帰できたので、このまま今の会社でキャリアを積むこともできると思います。それはそれで素晴らしいです。良い時代になったと思います。

のではありますが、さらに、しのはらさんは「お子さんが医療的ケア児だったことでぶつかった壁があった、そのように思いもよらぬ理由で壁にぶつかっている人はたくさんいることに気付いた、そこを変えていきたい」という思いで政治にチャレンジされます。その挑戦、全力で応援したいです。

もちろん、今の日本でもっと支援や制度や理解が必要なのは医療的ケア児だけではありません。
たくさんの方が、やりたいことを諦めずにすむ社会にするために、しのはらさんにはぜひ、制度を創る側になっていただきたいです。

しのはらさんは社会福祉士の資格もお持ちで、村上財団パブリックリーダー塾第1期生で政治の勉強もされています。

無所属の新人ですが、十分な素地を備えていると思っています。

明るく前向きで真摯で誠実でエネルギッシュで優しい方です

しのはらさん、お人柄も素晴らしいですよ。会った人みんながファンになっちゃう、素敵な方です。明るく前向きで真摯で誠実でエネルギッシュで優しい方です。

明るくてやさしい未来を感じますよ。

品川区の皆さん、応援をよろしくお願いします。